地下廃病院ホラー『UNDERWARD』妙に賑やかな協力プレイが熱い盛り上がり。セクシーナースモンスターが徘徊するなか、みんなで“連結”して実験体運び
デベロッパーのインテンスは2月5日、探索ホラーゲーム『UNDERWARD』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は、さっそく多くのプレイヤーを獲得し好調な滑り出しとなっている。
本作は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。地下廃病院を舞台に、プレイヤーは調査員として実験体モンスターを回収しながら、地下へと階層を進んでいく。
『UNDERWARD』にてプレイヤーは、とある機関の調査員となり地下廃病院へと潜入。迷宮のような環境を探索しながら、培養カプセルに入れられた実験体を探し出して回収し、エレベーターまで運んで次なる階層へと向かう。ただし病院内では、敵となるナースモンスターが時間経過により解放され徘徊し、さらに危険なトラップも存在する。
いくつかのタイプが存在するナースモンスターは、音に反応して襲ってくる。プレイヤーは、息を潜めてやり過ごしたり、入手した道具を使って対処したりすることになるだろう。一方で、実験体の培養カプセルをエレベーターへと運搬する際には、どうしても大きな音が発生してしまう。なお協力プレイ時であれば、仲間と一緒におこなえる連結運搬により素早く運べるが、それでも周囲への警戒は欠かせない。
探索する中ではさまざまなアイテムを入手でき、また実験体の回収によるランダムな報酬も用意されている。そうしたアイテムは、次の階へと持ち越し可能である一方、もし全滅した場合はすべて失って最初からやり直しとなる。
本作は、PC(Steam)向けに先日2月5日に配信開始。同時接続プレイヤー数を確認してみると、ローンチ直後から一気に増加し、これまでのピーク時には約1800人に達した(SteamDB)。また、Steamの「人気の新作」ランキングにトップ10入りでのスタートとなり、好調な滑り出しだといえるだろう。ちなみに、同時接続プレイヤー数のピーク時間帯は日本時間の22〜23時頃となっており、また日本語でのユーザーレビュー投稿が言語別に見て一二を争うくらい多いことから、本作は日本での人気が比較的高いようだ。
ユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約140件のうち71%が好評とする「やや好評」ステータスとなっている。探索や実験体回収などにおける仲間との協力を促すシステムの数々が、ワイワイ楽しめるとして好評だ。なお開発元からも案内されているとおりソロプレイでは超高難易度となり、その点について惜しいとする意見も聞かれる。またバグや最適化不足を指摘するレビューもある。
このほか、敵のナースモンスターがセクシーな見た目であることが、本作の特徴のひとつ。この点に関して、熱烈に歓迎するユーザーもいれば、そうした表現は世界観に相応しくないとするユーザーもおり、賛否が分かれている様子である。
なお、開発元はさっそく本作の改善に乗り出しており、先日にはグラフィック設定の追加などをおこなう最初のアップデートが配信。また、バグ修正や動作負荷などの改善、アイテムスロット変更周りの改善、ソロプレイ時の難易度緩和のための機能追加などを、今後計画しているとのことである。
『UNDERWARD』は、PC(Steam)向けに配信中だ。リリース記念セールとして、2月19日までは30%オフの623円(税込)にて購入可能となっている。