最大8人協力潜水ホラー『Murky Divers』Steamで正式リリース。「プレイヤーのボイチャ音声まで真似る」なりすましモンスターなど、新要素どっさり
パブリッシャーのOro Interactiveは12月13日 、協力潜水ホラー『Murky Divers』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Murky Divers』は、最大8人までの協力プレイに対応した潜水ホラーゲームだ。プレイヤーはとある企業と契約したダイバーとなり、海底にある謎の研究所へと潜水。目的は“失敗した実験”の証拠となる研究所スタッフの死体をシュレッダーで粉砕し、隠滅することだ。
まずは研究所に向かうための潜水艦のサイズを選ぶ。これによりゲームプレイに参加する人数が決まり、1~2人用の小型潜水艦、2~4人用の中型潜水艦、5~8人用の大型潜水艦の3種類が存在する。潜水艦を選んだら、海底の研究所に向けて出発だ。潜水艦の中からは外を目視することができないため、ソナーを用いて航行することになる。海に潜む怪物やプレイヤーを追う警察などの脅威を避け研究所に到達するためには、プレイヤー同士の協力が求められる。
研究所に着いたら、実験の証拠となる死体を探す。研究所に残された死体を回収しシュレッダーで処理すれば証拠隠滅の完了となるが、研究所内部にも怪物が存在。危険な怪物との遭遇を回避し、酸素残量が残っている間に潜水艦まで帰還すれば任務成功となる。
本作は6月13日から早期アクセスを開始しており、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で367件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。なお本作は協力プレイ宇宙ホラーゲーム『Lethal Company』などに影響を受けて開発されたという。距離が離れるとボイスチャットも届かなくなるなど『Lethal Company』で好評であった要素を引き継いでいるほか、バリエーション豊かな怪物たちや研究所内部の作りこみなどにも評価が集まっているようだ。
正式リリースにあたってアップデートも行われており、新しいロケーションや怪物が追加されている。今回新たに追加された研究所の中には『Murky Divers』の起源に関わる秘密が隠されており、実験の失敗を引き起こしたエイリアンが今も潜んでいるという。プレイヤーの見た目や挙動、ボイスチャットの音声までも模倣するものや、近づくまで何の害もないように見せかけてくるものなど、一筋縄ではいかない新しい怪物たちも追加されており、研究所の攻略はより複雑化していきそうだ。このほかサーバーの新たなカスタマイズ機能が実装されたほか、バグ修正や調整もおこなわれている。詳細はパッチノート(英文)を確認されたい。
『Murky Divers』はPC(Steam)向けに配信中だ。1月3日までリリース記念セールを開催中で、定価25%オフの825円で購入可能となっている。