協力マルチ対応・異常調査ホラー『Breach Signal』発表。最大6人でセミオープンワールド隔離地域の異常探し、もちろん恐ろしい異形もいる

O5 Interactiveは5月27日、異常現象調査ホラーゲーム『Breach Signal』を発表した。ソロプレイおよび最大6人でのオンライン協力プレイに対応予定。

デベロッパーのO5 Interactiveは5月27日、異常現象調査ホラーゲーム『Breach Signal』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年第3四半期に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、さまざまなツールを駆使して“説明のつかない現象”の調査をおこなう作品だ。1980年代のレトロフューチャーな世界観が特徴のひとつとなっている。

『Breach Signal』は、ソロプレイおよび最大6人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーは準政府組織FNA(Federal Normality Agency)の一員として、ドームと呼ばれる外界から隔離されたエリアの調査に向かう。そこには、未知への通路を開く不安定な次元の裂け目が存在するとされ、サンプルを回収し持ち帰ることが任務だ。

ドーム内はセミオープンワールドとなっており、広大な森が存在するほか、さまざまな施設も登場する模様。プレイヤーのスポーン地点や目標などは、プレイするたびに変化する。調査員であるプレイヤーは、信号追跡機やサンプラー、スキャナーなどのツールを装備しており、それらを駆使することで異常な存在や物体を検出できるという。

異常現象のサンプルを入手するには、アンカーオブジェクトと呼ばれるものを特定する必要があるとのこと。トレイラーでは、電話機やアヒルの人形といった何気ないアイテムを調べると奇妙なオーラを放っており、これらがアンカーオブジェクトなのかもしれない。そこから異常現象のサンプルを入手するのだろう。

サンプルを回収し持ち帰るとクレジットを獲得でき、それによって新たな装備を購入できる。現時点で詳細は明かされていないが、調査用ツールなどをアンロックできるのかもしれない。1回の調査でより多くのサンプルを持ち帰るには、計画を練り効率的に行動する必要があるそうだ。


一方で、ドーム内にはプレイヤーの脅威となる存在もおり、トレイラーでは異形の生物に襲われたり、超巨大なモンスターが現れたりといったシーンが確認できる。サンプル回収を阻む敵なのだろう。なお、協力マルチプレイ時には近接ボイスチャット機能が用意され、またトランシーバーを使うと遠距離でも会話可能。ただし、それを聞いているのはプレイヤーだけではないかもしれないとのことで、敵に自分たちの居場所を知らせてしまう恐れがあるようだ。

『Breach Signal』は、PC(Steam)向けに2025年第3四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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