最大16人協力・エイリアンせん滅FPS『スターシップ・トゥルーパーズ・エクスタミネーション』PS5/Xbox/PC向けに正式リリース。銃に爆弾、火炎放射で押し寄せるバグをぶちのめす

Offworld Industriesは10月11日、『Starship Troopers: Extermination』を正式リリースした。映画「スターシップ・トゥルーパーズ」を題材とするオンライン協力型FPSだ。

デベロッパーのOffworld Industriesは10月11日、オンライン協力型FPS『Starship Troopers: Extermination(スターシップ・トゥルーパーズ・エクスタミネーション)』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。また、PS5/Xbox Series X|S版も配信開始されている。

本作は、SF小説「Starship Troopers(宇宙の戦士)」および1997年公開の映画「スターシップ・トゥルーパーズ」を題材にした作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応。


『Starship Troopers: Extermination』は、最大16人でのオンライン協力プレイに対応する、分隊ベースのFPSだ。各プラットフォーム間でのクロスプレイにも対応。プレイヤーは、機動歩兵隊のエリート特殊部隊であるディープスペースヴァンガードに入隊。レンジャーやスナイパー、デモリッシャーなど6種類用意された兵士クラスから選択して、アラクニドバグズと呼ばれる昆虫型エイリアンとの戦いに臨む。

ゲームモードには、エリア制圧や資源採掘などをおこないながら進軍し、最後に拠点防衛を達成したうえでドロップシップにて脱出するAASモードや、鉱物や燃料を採掘しながら拠点を構築し、その防衛を目指すARCモード、最大4人プレイにて敵地へ侵攻するHive Huntモード、建築フェーズと防衛フェーズにて敵の波状攻撃かた拠点を守るHordeモードが存在。本作では、資源獲得と拠点構築要素が大きな特徴のひとつとなっている。

本作は、2023年5月にPC向けの早期アクセス配信が開始。その後、兵士クラスやゲームモード、また新たなステージとなる惑星や敵キャラクター、武器などのコンテンツの追加がおこなわれてきた。本稿執筆時点でSteamユーザーレビューでは、約2万6000件のうち85%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

 


今回の正式リリースにあわせた大型アップデートでは、まずソロプレイのチュートリアルモードが導入された。映画「スターシップ・トゥルーパーズ」のジョニー・リコ将軍を主人公にしたストーリーと共に体験でき、今回その第1章が実装。今後のアップデートにて第2章以降も追加予定となっている。また、極寒の惑星ボレアスや、敵のアラクニド軍の装甲攻撃ユニットであり、中隊作戦ミッション中に遭遇することがあるタンカー・バグが追加された。

さらに、新たな中隊システムが導入されている。プレイヤーは自分だけの中隊を作ったり、別の中隊に参加したりして、共通の目標や特別な報酬を目指して戦うことができる。そのなかでは、勝利ポイントを獲得して銀河戦線全体のキャンペーンに貢献したり、中隊についての情報を発見し、リーダーが新たな作戦を立案したりといった要素が用意されている。

このほか、サーバー側を含むパフォーマンスやQoLの改善、各兵士クラスおよび一部アラクニドバグズのバランス調整、各種バグ修正なども実施。詳細はパッチノートを確認してほしい。


『Starship Troopers: Extermination』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中だ。また、今後日本国内向けにはパッケージ版が発売予定とのこと。こちらの詳細は後日発表される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6874