みんなでドタバタ料理ゲーム『リップルアイランド カイルとキャルのレストラン』Switch 2/Steam向けに発売開始。最大16人マルチ対応、“分担必須”の大慌てレストラン運営

サンソフトは11月27日、『リップルアイランド カイルとキャルのレストラン』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch 2。

サンソフトは11月27日、クッキングアクションゲーム『リップルアイランド カイルとキャルのレストラン』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch 2で、ダウンロード版の価格は4378円(税込)。また、Nintendo Switch 2向けパッケージ版も発売されている。

本作は、1988年にファミコン向けに発売されたコマンド選択式アドベンチャーゲーム『リップルアイランド』の世界観をもとに、料理ゲームにアレンジした作品だ。最大16人に対応する大規模な協力マルチプレイなどが特徴となる。

『リップルアイランド カイルとキャルのレストラン』のメインとなる「みんなでレストラン」モードは、オンライン最大16人・ローカル最大8人での協力プレイに対応。また、ソロプレイ向けには「アドベンチャーパート」という専用モードが用意され、シリーズ前作のストーリーを踏襲した世界観の中で、“鬼のワンオペ”レストラン運営を楽しめる。

マルチプレイでは、各プレイヤーにキッチン・ホール・ファーマー・トレジャーといった担当が与えられ、協力してレストランを運営する。食材の調達から調理、配膳、皿洗い、掃除まであらゆる仕事をこなす必要があり、担当によって得意とする仕事が異なる。畑で野菜を育てたり、川で魚釣りをしたりなどして食材を調達し、レシピどおりに料理を作ってお客に提供。そうしてすべてのお客に料理を出すことができればステージクリアだ。

プレイヤーキャラクターは、『リップルアイランド』でおなじみのキャラクターたちから選択可能。それぞれのキャラクターは独自の特技を持っており、たとえば主人公カイルの特技は素早く移動できるリップルランだ。また、ラスクは食器を素早く洗うことができ、プレリは穴を掘って離れた場所へワープ可能。いもうとはスイスイと手早く掃除できる。

本作には複数のステージが用意され、たとえば雪のステージでは地面が滑ったり、森のステージではキノコを採取してスープを作れたりと、それぞれに特色がある。また、特定の方法で入手できる特殊な食材や、作業効率をアップさせられるアイテムなどの要素も存在。限られた時間の中でステージを攻略するには、仲間との分業とコミュニケーションが成功のカギになる。

『リップルアイランド カイルとキャルのレストラン』は、PC(Steam)/Nintendo Switch 2向けに発売中だ。なお、Nintendo Switch 2版においては現在いくつかの不具合が確認されており、最優先で修正パッチの準備が進められているとのこと。修正の進捗状況およびパッチの配信日時は、今後公式サイトなどで案内される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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