無料クリックゲーム『Clicker Heroes』がSteamのアクティブプレイヤー数トップ10チャートにランクイン

5月13日にSteamにてリリースされた『Clicker Heroes』が、Steamのアクティブプレイヤー数トップ10チャートにランクインしている。記事執筆現在のプレイヤー数は2万6735人で、同日のピーク時には3万9754人を記録した。
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『TES V: Skyrim』など抑えトップ7に入る『Clicker Heroes』

5月13日にSteamにてリリースされた『Clicker Heroes』が、Steamのアクティブプレイヤー数トップ10チャートにランクインしている。記事執筆現在のプレイヤー数は2万6735人で、同日のピーク時には3万9754人を記録した。2011年11月に発売され現在も根強い人気を誇る『The Elder Scrolls V: Skyrim』や、基本無料タイトルである『Warframe』のアクティブプレイヤー数を超えている状況だ。

『Clicker Heroes』は、敵をクリックしてダメージを与え倒してゆくファンタジーテーマの無料クリックゲームだ。プレイヤーは倒した敵がドロップするゴールドを貯め、新たなキャラクターを雇用してアップグレードし、さらに強大な敵へと挑戦する。ドロップするゴールド量を一時的に増加させるなど、さまざまな効果を持つ各種アクティブスキルが存在するほか、「Hero Souls」および「Ancients」などの周回要素などがある。Steam版と同じ内容のWebブラウザ版のほか、有料のジェムが購入できるKongregate版が存在する。

こういったカジュアルな作品がSteamのアクティブプレイヤー数チャートにランクインすることは珍しい。2014年に国内でも流行が見られた『Coockie Clicker』に加え、Steamで9000件以上のレビューを獲得している『Adventure Capitalist』など、昨今クリッカーゲームの人気が目につく。いずれも無料で展開されているほか、基本的にはクリックするだけというシンプルなルールが特徴だ。またアップグレードすれば、ゲームを放置してもゲームが進行する仕様がある。Webブラウジングや仕事をしながらゲームを起動することが可能で、それが今回の『Clicker Heroes』の人気に繋がっているのかもしれない。

 

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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