ミニマル街づくりシム『Mini Settlers』8月8日にSteam早期アクセス配信開始へ。資源を獲得してひたすら物流を効率化、開拓を重ね人口を増やす

Goblinz Publishingは7月18日、『Mini Settlers』の早期アクセス配信を、8月8日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。

パブリッシャーのGoblinz Publishingは7月18日、Knight Owl Gamesが手がけるミニマル街づくりゲーム『Mini Settlers』の早期アクセス配信を、8月8日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、人のいなくなった島に街を作り、人口を増やしていくゲームだ。工場自動化シムのようなゲームプレイが採用され、また施設や資源などがシンプルなアイコンで表現される、ミニマルな2Dビジュアルスタイルが特徴である。


『Mini Settlers』には複数の島が収録され、それぞれクリア目標として設定された人口や、土地の構成を含め島の構造が異なる。島には、緑地や水源地、あるいは木材や鉱石が採れる土地など、さまざまな種類の土地が存在。そうした土地ごとに対応する施設を建設し、資源を得ては別の資源に加工するなどしながら、住宅を建設して人口を増やしていくのだ。

建設できる施設は、木工・水利・食料・鉱石・工場・貯蔵などのカテゴリに、それぞれ複数の種類の施設が用意。たとえば木工カテゴリであれば、丸太を切り出す伐採キャンプや、その丸太をもとに材木を作る製材所、あるいは周囲の土地に木を植える植林場などが存在する。必要コストは資源のみで、建設に複数の種類の資源が必要となる場合や、建設後の資源の生産に特定の資源が求められる施設もある。

そこで各施設を道路や鉄道などで結んで流通網を構築し、資源を運ばせて建設・生産していくことになる。流通網に関しては、各地のニーズを満たすことはもちろん、サプライチェーンが過密にならないように効率よく配置していくことが大事になるそうだ。


目的である人口を増やすには住宅を建設する。まずは街の中心となるシティセンターを建設し、その周囲の一定エリア内に建設するかたちとなる。住宅には複数のランクがあり、高ランクになるほど建設および住民の確保には多くの種類の資源が求められるが、1つあたりの最大居住者数も多い。各種施設を建設し資源の加工・生産が充実していくのにあわせて住宅のランクを上げて、さらに街を発展させていくことになるだろう。

本作の早期アクセス配信開始時点では、10種類のキャンペーンマップに、50種類以上の建設可能な施設、3つのランクの住宅といったコンテンツが収録。流通網として鉄道や港、高速道路の建設も可能となる。25時間以上は楽しめるボリュームになるとのこと。


正式リリースまでは1年ほどかかる見込み。公開された開発ロードマップによると、新たなゲームモードやランダムマップ生成機能、新キャンペーンマップの追加のほか、Steamワークショップ対応などを今後おこなっていく計画だそうだ。

『Mini Settlers』は、PC(Steam)向けに8月8日に早期アクセス配信予定。また、体験版が現在配信中だ。なお、体験版にはセーブ機能が実装されていないが、製品版では対応予定となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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