中世街づくりシム『City Tales – Medieval Era』来年1月29日に正式リリースへ。“グリッドなし”自由建築システムで、ゆったりおしゃれ王国建築

Firesquidは11月17日、『City Tales - Medieval Era』を2026年1月29日に正式リリースすると発表した。

パブリッシャーのFiresquidは11月17日、『City Tales – Medieval Era』を2026年1月29日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。現在Steamで早期アクセス配信中。

『City Tales – Medieval Era』は、中世が舞台の街づくりシミュレーションゲームだ。プレイヤーは住民たちのリーダーとして人々が住む地区を作り、人々の手で資源を集め、それらの資源を使って村を大きくしていくことになる。やがて小さな村は都市へと発展し、いずれは大きな王国へとなっていく。

本作は、複数のロケーションから後の王国の起点となる地を選び、まずは村を作ることになる。マップ上には、木材やベリー、魚や肉など、さまざまな資源を入手できるポイントがあり、付近に施設を建築することで採取が可能となる。そして、採取した資源を使用して施設や住居をグレードアップして、小さな村が大きな町、そして王国へと拡大していくわけである。

また、本作における街づくり面での特徴のひとつとして、好きな範囲を指定して建物が建てられるシステムが採用されている。建物を建てるエリアを線で繋いで好きな形にして、その部分にさまざまな住居や施設が設置できるため、思い描いた通りに中世の街並みが作れるだろう。一方で、施設を建てるために必要な金貨の入手には、人々が住む家を建てたりアップグレードしたりといったひと手間が必要。ちょっとしたパズル的な思考も必要となっている。

ちなみに、建物以外に立て札や草花など、街を彩るためのアイテムも用意されている。それらを使っていかにデコレーションしていくのかは、街づくりシム好きの腕の見せどころになりそうだ。

さらに、本作ではプレイヤーの街づくりを支える仲間となるキャラクターたちも登場する。仲間たちは施設での採取を協力してくれるほか、時折プレイヤーに対して依頼をしてくることも。依頼を解決していく中で仲間たちとの物語も描かれていくようだ。また、仲間たちにおこなわせた作業によって、成長していく要素も用意されている。

本作は、5月22日よりSteamにて早期アクセス配信が開始されており、本稿執筆時点で176件のレビュー中、89%の好評を得て「非常に好評」のステータスを獲得している。本作のゆったりとしたプレイフィールを好評の理由として挙げるレビュアーが多いようだ。時間に急かされることなくリラックスして街づくりを楽しみたいという人にはうってつけのゲームかもしれない。

なお、本日より本作のデモ版が配信開始されている。日本語字幕には対応していないものの、どんな空気感のゲームなのかを味わいたいという人は、まずはデモ版をプレイしてみてほしい。

『City Tales – Medieval Era』は、PC(Steam/GOG.com)向けに2026年1月29日正式リリース予定。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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