株式会社チップチューンは8月31日、推理アドベンチャーゲーム『蜂とアヴァンギャルド2 桜の下で狐は嗤う』を発表、Steamストアページを公開した。
『蜂とアヴァンギャルド2 桜の下で狐は嗤う』は、謎解きと推理の要素をあわせ持つ推理アドベンチャーゲームだ。本作の舞台は皇暦2588年の「大日皇国」だ。昭和初期のような雰囲気のある架空の国である。プレイヤーは右腕が義手の陸軍秘密情報部員蜂矢として、「皇都連続爆破事件」の謎を追う。
本作は8月9日に発売された『蜂とアヴァンギャルド』シリーズの続編となる。なおSteamストアページによると、前作との間に物語的な繋がりはあるものの1本の中でそれぞれ事件が完結しているため、本作のみでも楽しめるようになっているとのこと。
本作では、物語がいくつかの章に分けられており、さらに章は物語・探索・推理の3パートに分割されている。プレイヤーはまず、各章の物語パートであらすじを理解し、次に探索パートで脱出ゲームをこなしながら情報収集を行う。ここではポイント&クリックで気になる箇所を調べて、現場に落ちているものや状況について詳しく知ることができる。しかし、情報の中には謎やパズルを解かなければ答えにたどり着けないものもある。必要な数の情報を集め終わったあとは、推理パートへ移る。ここで、集めた情報をもとに重要参考人に証拠を突きつけるなどして、事件の真相へと迫っていく。推理パートでミスをするとゲームオーバーとなってしまうので、慎重に項目を選択する必要がある。
物語のメインとなるのは陸軍の秘密情報部テアトル所属のスパイとして極秘任務に携わっている、シリーズの主人公蜂矢久暁(はちや ひさあき)。ともに捜査に乗り出すのは、蜂矢の過去の秘密を知る唯一の人物にしてテアトルの参謀、烏多川壮吾(うたがわ そうご)。そして、ひょんなことから蜂矢の部下となった鼬崎英一朗(ゆうざき えいいちろう)・狗上入也(くがみ いりや)の4名のキャラクターだ。
そして本作にはシリーズにおける新キャラクターであり、幼馴染に会うために皇都へやってきたところ爆破事件に巻き込まれてしまった女性、峰森明乃(みねもり あきの)が登場。彼女がいったいどのように事件に関わって来るのか、物語を通して明らかになるのだろう。
また本作でも、引き続き鼬崎英一朗の声優を西山宏太朗氏、狗上入也の声優を石谷春貴氏が担当するようで、掛け合いを豪華声優によるボイス付きで楽しめるところも本作の魅力になるのだろう。また本作では、烏多川のCVが「■■■■」と表記されており、本編でその謎が明かされるのかもしれない。
『蜂とアヴァンギャルド2 桜の下で狐は嗤う』はPC(Steam)にて配信予定。前作である『蜂とアヴァンギャルド』もPC(Steam)にて配信中だ。