万里の長城建築シム『Chinese Frontiers』6月19日発売へ。村を築きインフラを整えながら挑む本格城壁づくり、“プロの建築家”が携わるこだわり建築ゲーム
Big Cheese Studio/Light Up Gamesは5月22日、『Chinese Frontiers』を6月19日にリリースすると発表した。万里の長城の建築に挑む、一人称視点の建築シムだ。

パブリッシャーのBig Cheese Studio/Light Up Gamesは5月22日、『Chinese Frontiers』を6月19日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページ表記によると日本語に対応するようだ。
『Chinese Frontiers』は、中世中国を舞台としているという一人称視点の建築シムだ。プレイヤーは平凡な村人から一転、万里の長城を建設するという重大な責任を負うこととなる。石を切り出したり、木を伐採するところから、柱だけでなく梁や石造りのアーチを形作るなど、本格的な建築を行うことができる。

拠点となる村は、そのままでは大掛かりな建設計画に耐える資源の供給ができない。NPCである村人の仕事を管理しながら、村のインフラや各素材の製造所を整備していくことが重要だ。先進的な技術を解放していく要素もあるそうで、進行に応じて扱える技術も発展していくとみられる。
また、農作物や家畜の飼育など、農耕要素も存在し、それらを使って料理をすることも可能。料理は自身の体力回復だけでなく、NPCの支援にも利用できるようだ。NPCを管理しつつ、職人として建築を行うことによって、村を活気あふれる中心地へと作り変えていくのだろう。

また、壮大な山々や乾ききった砂漠地帯、穏やかな川が流れる谷など、それぞれ異なる3つのバイオームも存在。各地でスキルを強化することで、拠点となる村を成長させられるようだ。さらに、プレイヤーの評判は高まっていくと、皇帝にも名を知られることになるという。また登場人物としてはJunとMei という職人がおり、彼らとの物語も展開されるそうだ。
開発元であるSolid Gamesはポーランドに拠点を置くインディーゲームスタジオ。チームにはプロの建築家もいるそうで、スタッフの多くがアートの授業や建築学部内で出会ったという。本作以外にもルネサンス期のベネチアを舞台とした『Venice Master』や、中世ヨーロッパの修道院を拡張していく『Monastery Builder』など、いずれも建築をフィーチャーしたゲームを現在開発中。本作『Chinese Frontiers』は同スタジオの第1作として発売の目途がついたようだ。
『Chinese Frontiers』はPC(Steam)にて6月19日にリリース予定で、6月初旬に体験版が配信予定。なお、ストアページ表記によると日本語に対応する予定だ。