放置型・釣り×建築スローライフ『CELESTAY Craft&Slowlife』Steamにてお披露目。デスクトップ隅の水没世界で家を“積み上げ”、星を眺める

BUBBLE GUMは12月11日、放置型建築ゲーム『CELESTAY Craft&Slowlife』を発表。2026年第1四半期にSteam向けにリリース予定だ。

国内デベロッパーのBUBBLE GUMは12月11日、放置型建築ゲーム『CELESTAY Craft&Slowlife』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年第1四半期に配信予定。

本作は、水に沈んだ世界を舞台に家を建築し、星を眺める放置型ゲームだ。ゲーム画面のウィンドウを縦長にしてデスクトップの隅に配置でき、ほかの作業をしながら楽しめる。

『CELESTAY Craft&Slowlife』では、すべてが海に沈んだ静かな世界にて家を建築する。主人公が釣りをしており、魚や木材を釣り上げることで家を建てられるようになる仕組みだ。時折商人がボートでやってきて、釣った魚と建築用素材などを物々交換してくれる。家は、上に積み重ねるようにして増築可能。また、素材を基に煙突を取り付けたり、特定の種類の施設を作ったりといったクラフト要素も用意される。

本作では昼夜の移り変わりが表現され、夜になると星が輝く。家を増築して高さを増していくたびに、それまで見えなかった星座が見えてくるという。そうして図鑑にて星座を少しずつ埋め、思い出を集めていく。釣れる魚にもさまざまな種類が存在しており、こちらも図鑑での収集要素となるのだろう。

また、釣りをしていると時々人類の遺物が釣れることがあり、そこから昔の人の暮らしを懐かしむことができるという。また、釣った魚を消費して、遠くの仲間に手紙を出せる要素も用意されているとのことだ。

本作の開発元BUBBLE GUMは、ひぼしパンダ スタジオという名義でも活動している国内スタジオだ。『脱出ゲーム 思い出の台所』など多数の脱出ゲームをモバイル向けに手がけていることで知られる。またPC向けには、ネズミとなって猫に見つからないようにチーズを運ぶ協力型アクションゲーム『Little Cheese Works』を現在開発中。同作は、2023年に開催された「第1回GYAAR Studio インディーゲームコンテスト」にて、最高賞のプラチナ賞を受賞し注目を集めた。

本作『CELESTAY Craft&Slowlife』については、先日12月5日に開発中であることがSNS上で報告され、公式アカウント(@CELESTAY_dev)も開設。「作業の横でぼーっと眺めておける海のスローライフゲーム」を目指して制作しているとし、このたびSteamストアページが公開されゲーム概要が披露された格好だ。

『CELESTAY Craft&Slowlife』は、PC(Steam)向けに2026年第1四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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