ネコ乱闘・非対称型対戦防衛ゲーム『Cats Go!』正式発表。4人マルチで闇の軍団と戦いつつ、1人は裏切りネコとして暗躍
デベロッパーのMinimum Studioは8月26日、非対称型対戦タワーディフェンスゲーム『Cats Go!』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に配信予定。
本作は、ネコのキャラクターでプレイするアクション・タワーディフェンスゲームであり、非対称型の対戦ゲームでもあるという作品だ。最大4人でのオンラインプレイに対応する。
『Cats Go!』の舞台となる世界では、不思議な種から芽吹いた世界樹のもとにネコたちが長年暮らしている。そうしたなか、闇の帝王が世界樹とネコたちを脅威とみなし、それらを滅ぼそうと手下を率いて攻め込んできた。そこでネコたちは、世界樹を守るために戦うこととなる。
本作には、左右対称のレイアウトが採用されたマップが用意され、一方の端には世界樹が存在し、もう一方から闇の帝王の軍団が攻め込んでくる。バトルはウェーブ制で進行し、ボスも登場する。そしてプレイヤーはネコとなり、武器を手に敵と戦って、世界樹の破壊を阻止するのだ。ハンマーや魚、フランスパンといった打撃武器が用意され、ネコの見た目と共にカスタマイズが可能な模様である。
敵を倒すと巨大な植物のタワーを設置でき、近くを通る敵を自動で攻撃してくれる。この辺りがタワーディフェンス要素の要となるのだろう。敵の進軍ルート上に的確に配置することが求められそうだ。さらに敵を倒すなかで、タワーのアップグレードも可能とのこと。
また、プレイヤーは4人チームで闇の帝王の軍団に立ち向かうが、実はある1人のプレイヤーには、帝王の手下の役割が密かに与えられる。“裏切り者”となったプレイヤーは皆と一緒に戦うふりをしつつ、毒矢でほかのプレイヤーを一定時間気絶させたり、トラップを設置して動きを遅くさせたり、あるいは設置されたタワーを弱体化させたりといったことが可能。そうしてネコたちを妨害し、闇の帝王の軍団による世界樹の破壊を助けるのだ。
本作の開発元Minimum Studioは、韓国に拠点を置くスタジオだ。公式Xのプロフィールによると、オーナーは高齢の独身男性で、一生をゲーム作りに捧げている、貧乏で小さなゲーム開発会社とのこと。日本を拠点にしていた時期もあったそうだ。これまでには、99人対戦マッチ3パズルゲーム『Match Gem 99』をリリース。また、東京を舞台にしたデッキ構築型ローグライクゲーム『Tokyo Desire : Deck Builders』が9月23日配信予定となっている。
『Cats Go!』は、PC(Steam)向けに2024年内に配信予定。開発元は東京ゲームショウ2024に参加し、本作や上述した『Tokyo Desire : Deck Builders』などを出展する予定となっている。