美麗ドット絵のんびり釣りゲーム『Cast n Chill』6月17日配信へ。放置or手動で本格釣り、選べるモードでマイペース船釣りライフ

Wombat Brawlerは6月4日、『Cast n Chill』を6月16日に配信すると発表した。放置型ゲームとして楽しめる、美しい自然を舞台とするドット絵釣りゲームだ。

デベロッパーのWombat Brawlerは6月4日、釣りゲーム『Cast n Chill』を6月16日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、日本では時差の関係で6月17日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、ドット絵で描かれた美しい自然のなか、小さなボートに乗って魚釣りをする作品だ。放置型ゲームとして楽しめるモードも用意される。

『Cast n Chill』にてプレイヤーは、川や湖、海が存在するとある土地を舞台に、各地の釣りスポットを訪れて魚釣りをする。魚は、実在の淡水魚・海水魚を中心に50種類以上が収録され、同じ種類でもさまざまなサイズが存在するほか、レア度も設定。釣りスポットごとに生息する魚の種類が異なる。

本作には2種類のゲームモードが用意され、まずアクティブモードではプレイヤーが自ら釣りの操作などをおこなう。ボートに乗って任意のポイントまで移動し、釣り糸を垂らして魚が食いついたら、釣り糸を巻き上げて釣り上げるのだ。釣り糸を巻く際には、魚が抵抗するのにあわせて糸を緩めるなど上手く調整しないと取り逃がしてしまう。

もうひとつのパッシブモードは、上述した釣り操作などが自動でおこなわれる放置型ゲームモードだ。しばらく放置し、気が向いた時に釣果を確認するかたち。なお、本作のゲーム画面はウィンドウサイズを自由に調整可能。PCのデスクトップ画面の隅に寄せるように配置して、ほかの作業をしながら楽しむこともできる。

釣った魚は、船着場まで戻ることで売却でき、そのお金はショップでの新たな装備の購入に使える。ショップでは、釣竿や釣り針&ルアー、ボートなどの項目に分けて、さまざまなアイテムが販売。たとえば釣り針&ルアーは、種類によって特定の魚を狙うのに適したものがあり、現場で使い分けることになる。またジギングなど、適した釣り方も設定されている。

ショップでは、保有する装備のアップグレードも可能だ。たとえば釣竿であれば、ロッドの強度を上げたり釣り糸の長さを伸ばしたりできる。釣り針にかかった魚は抵抗し、釣竿の性能がその魚に対し劣ると釣り糸が切れて逃げられてしまう。アップグレードすることで、より大物を釣り上げられるようになるだろう。


本作は、今年5月にPC(Steam)向けに体験版が配信され、一部で注目を集めた。体験版のユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約360件のうち96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。操作はシンプルながら、意外に本格的な釣りゲームであると好評を得ている。それからちょうど1か月が経ち、ついに製品版のリリース日が決定した格好だ。

『Cast n Chill』は、PC(Steam)向けに6月17日配信予定。また、体験版は現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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