パブリッシャーのActivisionは、Bungieの新作オンラインFPS『Destiny』の登録ユーザー数が950万人を突破したと発表した。現地時間11月4日の投資家向け説明会にて、Activision PublishingのCEOであるEric Hishberg氏が発言した。あわせて続編の開発がすでにスタートしていることも明らかにされている。
現地メディアのPolygonやEurogamer、GameSpotなどが今回のニュースを報じている。一部プレイヤーが複数のプロフィールを登録している可能性もあり、厳密な販売本数ではないとHishberg氏は釘を刺している。Activisionは今年9月、『Destiny』が発売24時間で5億ドルの売上を達成したとも報告したが、現在まで販売本数は明らかにしていない。
Hishberg氏によれば、『Destiny』のプレイヤーの平均ログイン時間は、1日3時間を記録しているという。
また今回の説明会にてHirshberg氏は、『Destiny』の拡張パックとともに、次回作の開発がすでにスタートしていることも明らかにした。Bungieが2種類の拡張パックを開発していることは、以前より伝えられていたが、続編の存在は今回初めて明言された。
2010年4月に、ActivisionとBungieは10年間にわたる独占パートナーシップを結んでいる。5億ドルを開発とプロモーションに投じる話からも、Activisionが『Destiny』を長期的なフランチャイズとして見ていることは明白だった。続編が登場することは容易に想像できたが、初代の発売から2ヶ月ほどで、パブリッシャーの口からその存在が明かされたのは意外だ。『Destiny』の第1弾拡張パック「The Dark Below」は海外で12月9日にリリース予定、続いて「House of Wolves」が2015年に登場する見込みとなっている。