ダンジョン探索&弾幕シューター『Enter the Gungeon』の発売日が4月5日に決定。ローカルCo-opや日本語にも対応

パブリッシャーDevolver Digitalは本日、Dodge Roll Gamesが開発を手がけるダンジョン探索型シューター『Enter the Gungeon』を、PlayStation 4とPC向けに4月5日にリリースすると発表した。

パブリッシャーDevolver Digitalは本日、Dodge Roll Gamesが開発を手がけるダンジョン探索型シューター『Enter the Gungeon』を、PlayStation 4とPC向けに4月5日にリリースすると発表した。予約販売はスタートしていないが、Steam上のストアページには発売までの日数が表示されており、うれしいことに対応言語には「日本語」が含まれている。

発売日の発表とともに、最新のゲームプレイトレイラーが公開された。2015年に京都で開催されたインディーゲームの祭典BitSummitに出展されていたデモはシングルプレイのみだったが、製品版は予定どおりローカルCo-opにも対応するようだ。トレイラーの中で二人のキャラクターが同時にダンジョン内を探索しているシーンを何度か確認できる。『Nuclear Throne』に似ていると感じる方がいるかもしれないが、Dodge Roll Gamesのメンバーは弾幕シューティングが好きというだけあって、トレイラーの0:27のとおり、敵が放つ弾の数はダンジョン探索ゲームとは思えない量である。また一見すると2Dのレトロなゲームだが、ダンジョン内のライティングは立体的なものになっているなど、よく見なければ気づかない部分にも力が入れられている。「このライティングは開発で最も苦労した」とスタジオ創設者であるDave Crooks氏は語っていた。デモをプレイした感想などはこちらの記事を参考にしてほしい。

タイトルにある「Gungeon」は「Gun」と「Dungeon」を合体させた造語であり、ゲーム内容をそのまま表している。プレイヤーは自動生成されるダンジョンで遭遇する敵と、剣や魔法ではなく銃器を使って射撃で戦っていく。武器の種類は豊富で、ショットガンやミサイル、さらには極太レーザービームなどさまざま。攻撃エフェクトの派手さや爽快さは、トレイラーから十分伝わるだろう。

『Enter the Gungeon』を語る上で欠かせないのは「Dodge Roll」である。スタジオ名でもあるこの「Dodge Roll」は、回転して敵の攻撃を避ける重要な回避行動である。その場で静止していれば簡単に被弾してしまう本作は、上下左右への移動だけでは弾を避けきれない。また通常なら落下するような場所も、回転アクションで飛び越えることができる。このアクションにより、射撃と回避を連続しておこなう非常にスピーディなゲームプレイが体験できるわけだ。またゲームのキモの部分に書かれている「table-flip」は、映画の銃撃戦シーンで見られるテーブルを倒して壁にし、弾から身を守る行動のことである。テーブルはプレイヤーだけでなく敵キャラクターも利用してくるので、見た目のかわいらしさとは裏腹になかなか難度は高く、プレイヤースキルが重視されるゲームとなっている。

『Dungeons & Dragons』や「Bullet Hell(弾幕シューティング)」を愛するスタッフによって制作されたダンジョン探索&弾幕シューター『Enter the Gungeon』の発売は4月5日。トレイラーを見てピンときた方は、脳内ウィッシュリストに放り込んでおこう。

Shinji Sawa
Shinji Sawa

ゲームはジャンルを問わず遊びますが、1回のプレイ時間が短いものが好きです。FPSやRTSは対戦モノを積極的にプレイします。しかし緊張するとマウスを持つ手が震えるタイプでもあります。

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