インディー開発者のMike Klubnika氏は10月17日、ロシアンルーレットゲーム『Buckshot Roulette』にマルチプレイモードを導入するアップデートを、海外時間10月31日に配信すると発表した。本作はPC(Steam/itch.io)向けに配信中。
本作は、ショットガンを使ってロシアンルーレットをする作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応。Steamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約3万件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得し、今年7月時点で売り上げ200万本を突破している人気作である。
『Buckshot Roulette』では、とある施設の一室を舞台に、奇妙な姿をしたディーラーとロシアンルーレットで勝負する。ロシアンルーレットというと、リボルバーに1発だけ弾を装填し、銃口を自らに向け引き金を引いて生き残りを賭ける、死と隣り合わせのゲーム。本作ではショットガンが用いられる。
ショットガンには、実弾と空の弾薬がさまざまな数のバランスでランダムに装填。そしてプレイヤーとディーラーが交互に、次は実弾だと思うなら相手に向けて、空の弾薬だと思えば自らに向けて引き金を引く。プレイヤーとディーラーにはそれぞれ体力が存在し、被弾を重ねどちらかの体力が尽きればラウンド終了だ。勝負は3ラウンド制でおこなわれる。
本作の特徴としては、さまざまなアイテムの存在が挙げられる。アイテムはプレイヤーとディーラー双方にランダムに提供され、自らのターンの際に使用可能。体力を回復するタバコや、ショットガンの砲身を切って威力を2倍にするノコギリ、次の弾薬が実弾かどうかを確認できる虫眼鏡などがある。ディーラーの手持ちアイテムも参考にしながら、戦略的にアイテムを駆使して相手を出し抜くのだ。
本作は、CPUのディーラーと1対1で勝負するシングルプレイゲームとしてリリースされたが、ファンからの要望を受けてマルチプレイモードの開発が進められてきた。そして今回、海外時間10月31日に配信されることがついに決定。最大4人での対戦が可能となる。
マルチプレイモードでは、専用にデザインされたテーブルが用意され、先述した各種アイテムも使用可能。また、新たなアイテムも導入されるという。たとえば、任意の対戦相手のターンをスキップできるジャマー機器や、プレイ順を右回りから左回りといったように逆転させられるインバータなどがあるそうだ。このほか、体力を増やしたりアイテム配分を変更したりなどのルールカスタマイズ機能も用意。BGMの新曲も追加される。
『Buckshot Roulette』は、PC(Steam/itch.io)向けに配信中。そしてマルチプレイモードは海外時間10月31日に配信予定だ。本作の販売元CRITICAL REFLEXの公式Discordサーバーでは、マルチプレイモードのベータテスト参加者の募集がおこなわれる予定となっているため、興味のある方はチェックしておこう。