ボウリング球ぶん投げFPS『Sparedevil』Steamに登場。襲いかかる邪悪なピンの攻撃を回避しながら、チャージ投球やレーザービームで打ち倒す

Sludge Pipe Games LTDは7月19日、『Sparedevil』をPC(Steam)向けにリリースした。ボウリング場を舞台とする一人称視点のシューティングアクションゲームだ。

Sludge Pipe Games LTDは7月19日、地獄ボウリングFPS『Sparedevil』をPC(Steam)向けにリリースした。

『Sparedevil』は、地獄のボウリング場を舞台とする一人称視点のシューティングアクションゲームだ。プレイヤーは自身を取り囲む円形のボウリング場を駆け回り、ランダムに出現する悪ピンたちへボールを投げ撃退。悪ピンたちの攻撃を回避しながらできるだけ多くのピンを倒し、ライフが尽きてゲームオーバーとなる前にハイスコアの獲得を目指す。

ボールを投げる際はボタン長押しによるチャージが可能。深く溜めるほどにスピードを増した威力のある球を放つことができる。チャージ不足だとボールが当たってもピンを倒せないため、激しく動きながらも正確に狙いを定めて、勢いよく投球する操作が求められる。また、ボールは床を転がすだけでなく、上空へ向かって投げ空を飛ぶピンにぶつけたり、ジャンプをして地面に叩きつけた反動で連続ジャンプしたりするといった使い道もあるようだ。


スコアはピンを倒すたびに加算されていく仕組みで、同時に現れるピンの群れを一度の投球ですべて撃退するとストライク、二度目の投球ではスペアの各得点ボーナスが発生。ストライクを決めると強力なレーザービームが打てるようになり、成功した回数にともない使用数がストックされていく。さらに、一定時間内に連続してピンを倒すと上昇するランク制のスコア倍増ボーナスも設けられている。高得点を狙うには、なるべく高いランクを維持するのが望ましいだろう。

悪ピンたちには8種類のバリエーションが存在し、それぞれに異なる特性や行動パターンを持つ。爆発して周囲を巻き込むダイナマイトピン、プレイヤー目がけて突撃してくる車輪ピンに加え、倒してしまうとランクが減少する厄介なジョーカーピンも紛れている。中にはシールドを展開するピンや、正面からでないとボールを当てられないピンも登場するなど、ただ球をぶつける以上に精密なコントロールが必要な場面も多そうだ。

 


本作にはリーダーボード機能が実装されており、世界中のプレイヤーたちとスコアを競い合うこともできるという。ワンプレイに短い制限時間が設けられた体験版も公開されているので、興味がある方は触れてみるのもよいかもしれない。


『Sparedevil』は、PC(Steam)向けに配信中。なお本作のリリースを記念して、通常価格1400円のところを10%オフの1260円で購入可能なセールが7月26日まで開催されている。

Yuta Tanaka
Yuta Tanaka

本や映画や演劇と同じように、ゲームは世界と自分をつなぐもの。誰もが気楽に出入りできるゲームの浅瀬を広げていくことに、少しでも関われたらうれしいです。

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