「ペットボトルを投げて立てる遊び」をなぜか極限の孤島でするゲーム『俺たちのボトルフリップ : Flip or Fade』12月17日Steam配信へ。 最大4人マルチ対応サバイバル
ボトルフリップとは、液体の入ったペットボトルをクルッと回転させて投げ、テーブルなどに直立させることを目指す遊びのこと。

デベロッパーのうなぎテックは12月15日、ボトルフリップゲーム『俺たちのボトルフリップ : Flip or Fade』を12月17日17時に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1200円(税込)。30%オフ・840円のローンチセールの実施が予定されている。
本作は、孤島にてボトルフリップの映像配信をしてお金を稼ぐゲームだ。ボトルフリップとは、液体の入ったペットボトルをクルッと回転させて投げ、テーブルなどに直立させることを目指す遊びのこと。本作では物理演算によって表現される。

『俺たちのボトルフリップ : Flip or Fade』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンラインマルチプレイに対応。プレイヤーは、「あなたも人気者になれる」という甘い言葉に誘われて絶海の孤島へ渡った主人公となり、“配信契約”に基づく生存をかけたサバイバルをおこなう。ひたすらボトルフリップをおこなう様子を全世界に配信して、お金を稼ぎ続けるのだ。
プレイヤーが交わす配信契約の期間は最大10日間。ゲーム内の朝4時から夜11時にかけて毎日ボトルフリップ配信をおこない、魅惑のフリップを決めれば視聴者数が増加し、失敗が続けば視聴者が減る仕組みだ。そしてその日の終わりに、パフォーマンスに応じた配当金が入る。
ボトルフリップはマウス操作にておこない、簡単にプレイできる一方で、成功率を上げるには集中力とテクニックが求められるという。またボトルフリップ以外に、テーブルの側に現れた的にボトルを当てるなど、ボーナス報酬を得られるチャンスも用意される。


配信契約期間のうち3日目、6日目、10日目の夜には、高額な配信契約料を支払わなければならない。そのためにボトルフリップをしてお金を稼ぐわけだ。もし支払えなければ配信を継続できず、即座に“消滅”である。なおマルチプレイにおいては、誰かの稼ぎが少なかった場合、多く稼いだプレイヤーが肩代わりすることが可能。もっとも、誰かが足を引っ張り続ければ、共倒れで全員消滅する危険もあるとのことだ。
稼いだお金は配信契約料だけでなく、ヘイブンマーケットと呼ばれるネットショップでのアイテム購入にも使用可能。そこでは形状や重心、水量の異なるボトルが販売されており、その中には安定感抜群の空き缶や、ハイリスクなガラス瓶もある。ボトルフリップの技は全部で200種類以上になるそうだ。
また、ボトルフリップ配信を続ける中では、視聴者や契約先の組織から意味深なメッセージが毎朝届く。その白い手紙と、時折混ざる黒い手紙の断片を集めることで、この世界の裏側に隠された不穏な真実が明らかになるとのこと。
本作の開発元うなぎテックは、静岡県に所在するデジタルコンテンツ開発会社だ。これまでには、『Death Game Hotel』や『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上』といった他社作品の開発に参加した実績がある。本作『俺たちのボトルフリップ : Flip or Fade』については、『脱出4コマ・アンタルチカ』のグラフィックを担当したチームが手がけており、これまでSNS上で開発状況が報告されてきた。そして、このたび配信日が決定したかたちである。
『俺たちのボトルフリップ : Flip or Fade』は、PC(Steam)向けに12月17日17時に配信予定だ。
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