デベロッパーのPixel-Furnaceは7月21日、鳥シミュレーションゲーム『Bird Go Sky』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、鳥になってその生活を体験できる作品だ。オンラインマルチプレイにも対応するとのこと。
『Bird Go Sky』にてプレイヤーは1羽の鳥となり、世界を探索したり巣を作ったりなどおこなう。平和的にのんびり楽しめる作品だそうで、敵が登場したり危険な目にあったりといった要素はない模様。本作はローポリゴンの3Dグラフィックが採用され、マップには住宅地から農地、あるいは古代遺跡のよな場所まで、さまざまなエリアが広がっている。
鳥であるプレイヤーは、そうした世界を自由に飛び回って探索する。なお鳥には空腹度が存在し、腹ペコになってしまう前に食料を確保し食べることが求められるという。食料になるものはさまざま用意され、一例としてミミズが挙げられている。畑などに降り立ち、捕まえることになるのかもしれない。
探索の目的のひとつとしては、巣作りがある。小枝など使えそうな材料を探し、くわえて集めてきて巣を作ることで、卵を産み育てられる。巣は、マップ内の自由な場所に作ることができるようだ。そうして卵を孵化させると、新たな種類の鳥がアンロックされる。公開されているスクリーンショットでは鳩のような見た目をしているが、また異なる見た目の鳥でプレイできるようになるのだろう。
本作はオンラインマルチプレイにも対応し、ほかのプレイヤーと協力して、餌探しや巣作りの材料集めをおこなえる。飛び回って探索する際には、さえずりを使ってお互いの位置を把握したり、コミュニケーションを取ったりできるという。また、皆で一緒に鳥の歌を作り上げるような楽しみ方もできるそうだ。
本作の開発元Pixel-Furnaceは、ドイツに拠点を置くインディースタジオだ。これまでには、モバイル向けにカジュアルなゲーム作品をいくつかリリースしているほか、テクスチャ素材の開発および配布をおこなっている。なお、本作『Bird Go Sky』はまだまだ開発途上で、完成していない要素がたくさんあるという。リリースまでには、鳥になって楽しめるコンテンツがさらに充実されていくかもしれない。
『Bird Go Sky』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。