Electronic Arts(以下、EA)は9月15日、『バトルフィールド 1』オープンベータテストの集計データの一部を公式サイトで公開した。オープンベータテストは8月31日から9月8日にかけて、同タイトルの発売予定プラットフォーム(PC/PlayStation 4/Xbox One)すべてで開催された。(バトルフィールド・インサイダー登録者向けには、1日早い8月30日から始まった。)
『バトルフィールド 1』は、今からおよそ100年前に勃発した第一次世界大戦を舞台にしたFPSタイトル。今回実施されたオープンベータテストでは、中東「シナイ砂漠」マップにて「コンクエスト」と「ラッシュ」の対戦モードがプレイできた。「コンクエスト」では最大64人(32 vs. 32)、「ラッシュ」では最大24人(12 vs. 12)での対戦に対応。装甲列車や馬に乗っての戦闘が可能であることが特徴の一つであるマップだ。
今回公開されたデータによると、オープンベータテスト期間の総プレイヤー数は約1320万人で、これは実際の第一次世界大戦時に中東に展開したイギリス軍とオスマン帝国軍の二倍以上の規模に相当するという。
オープンベータテストが実施された近作の記録を見てみると、『Overwatch』では約970万人、『Star Wars: Battlefront』では約950万人だった。ちなみに、この時もEAは過去最大のベータであったと報告していたため、今回その記録が大幅に更新されたわけだ。
続いて『The Division』は約640万人、2014年に実施された『Destiny』では約460万人だった。
その他の数字も見ていこう。各兵科の使用率はAssault(突撃兵)が30%でもっとも多く、次いでScout(偵察兵)が28%、Support(援護兵)が21%、Medic(看護兵)が10%と続く。強力な装備を持つエリート兵科三種の中では、Tank Hunter(対戦車兵)がもっとも大きな戦果をあげた。
打撃武器によるキルは計289万回、装甲列車を使用したキルは計1300万回、車両によるロードキルは計2380万回、騎兵の馬に乗ってのキルは計6220万回であった。
開発元DICEのAleks Grondal氏は今回のオープンベータテストの結果を受けて、上手く機能していた要素と、上手く機能していなかった要素の選別を現在おこなっており、近日中にゲーム本編に加える変更点を報告するとしている。なお、軽戦車については強すぎるとのフィードバックを受け、既に修正されることが決まっているそうだ。
『バトルフィールド 1』はPC/PlayStation 4/Xbox Oneで10月21日に発売予定。ダウンロード版のDeluxe EditionかUltimate Editionの購入者は18日から、PC向けのOrigin AccessおよびXbox One向けのEA Accessメンバーは13日から先行プレイが可能となる。