デベロッパーのPatrik Nagyは8月30日、ホラーゲーム『Backrooms Media』を9月10日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。海外メディアIGNによると、早期アクセス配信でのリリースになる模様である。
本作は、いわゆるバックルーム(The Backrooms)やリミナルスペースをテーマにした作品だ。ソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応する。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
『Backrooms Media』にてプレイヤーは、夢の中にいるような非現実的な世界へと足を踏み入れ、謎を解明して脱出することを目指す。本作では、プレイヤーキャラクターが装備するボディカメラで捉えた映像という設定の視点が採用され、VHSテープ風に加工されたビジュアルが特徴のひとつとなっている。
本作のステージには、謎めいた施設や水没した構内、あるいは暗闇のオフィスや病院、牢獄のような場所など、多彩な環境が登場。それらは、バックルームらしき全体的に黄色に染まった殺風景なフロアとつながっているようだ。ここでプレイヤーは、装置を操作したり隠された謎を解き明かしたりと、パズル要素をこなしながら進んでいく。一方で、この世界には脅威となる存在が潜んでおり、それから逃れながらのゲームプレイとなる模様である。
協力プレイにおいては、近接音声チャットを活用しつつ力を合わせることが、生き残り脱出を目指すうえで不可欠になるという。近接音声チャットはプレイヤー間のコミュニケーション手段であるだけでなく、リアルタイムの空間オーディオで環境や潜在的な脅威に対応するなかで、プレイヤーの緊張感を高めていくよう設計されているそうだ。
本作ではこのほか、レベルエディター機能も用意。多数用意されたパーツを配置して、自分だけのバックルームとその恐怖体験を作成できる。作成したバックルームは、ほかのプレイヤーと共有可能だ。
『Backrooms Media』は、PC(Steam)向けに9月10日に早期アクセス配信予定だ。また体験版が現在配信中。リリース後の開発ロードマップについては今後発表されるだろう。