妖怪育成オートバトルRPG『妖之郷』売上10万本突破。高評価妖怪集め冒険ゲーム、大台達成と共に無料大型アプデも

RAYKA STUDIOは3月31日、妖怪収集RPG『妖之郷(あやかしのさと)』の売り上げが10万本を突破したと発表した。あわせて無料大型アップデートも実施されている。

デベロッパーのRAYKA STUDIOは3月31日、妖怪収集RPG『妖之郷(あやかしのさと)』の売り上げが10万本を突破したと発表した。また、大型アップデートの配信も開始している。

本作は、東洋の世界観を持つ古の大陸を舞台に、妖怪を集めて育てる作品だ。現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、ゲーム内は日本語表示に対応している。


『妖之郷(あやかしのさと)』の世界では人間と妖怪が共生しており、妖怪は人間にとって大切な友達や相棒といった存在。プレイヤーは妖使いとなって古の大陸を探索し、さまざまな妖精と出会い仲間にしていく。一方、凶暴な邪妖と化した妖怪も存在し、妖怪バトルを繰り広げることとなる。妖怪はそれぞれ属性やスキルが異なり、オートでバトルが進行するなか、プレイヤーは御札を使用して仲間の妖怪たちをサポートする。

バトルで撃破した邪妖は、正気に戻り仲間になってくれる。また、妖怪は戦闘経験を積むにつれて、さらに強い形態に進化していく。このほか本作には、拠点となる妖の郷の建設要素も存在。危難から救い出した腕利きの職人たちを招くことで、妖怪の育成をおこなう施設や食堂などを建設でき、そこで妖怪たちは料理や農業、採掘、御札作りなど、それぞれが得意とする作業を担当する。

本作は、2024年7月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2000件のうち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。妖怪のバリエーションの豊富さや、戦略性の高いバトル要素などが好評だ。そうした評価の高さもあってか、このたび本作の売り上げが10万本を突破したとのことだ。

また今回の発表にあわせて、本作に向けた大型アップデートが配信開始された。まず、新モードとして「郷の守衛戦」が実装。伝説の妖使いである鴻福の若き日の物語を描くローグライク&タワーディフェンスモードとなり、プレイヤーは村を守りながら、ランダムに出現する妖怪を捕獲・育成し、さまざまなランダムイベントをこなしていく。

大型アップデートではさらに、既存の「御妖の道」モードに、霊淵と呼ばれる鍾乳石に囲まれた地下暗河地帯が追加。この新エリアは、一千年ものあいだ外界からの干渉が一切なく、これまで見られなかった妖怪が存在するという。14種・30体の新たな妖怪が追加され、騎乗可能な妖怪も4体登場する。このほか、妖怪の保管枠が800体に拡張され、バランス調整も実施。詳細はパッチノートを確認してほしい。

『妖之郷(あやかしのさと)』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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