砂塵狩りアクションRPG『Atlas Fallen』8月6日の大型アプデでニューゲームプラス実装へ。ゲーム体験の大幅改善に加え新たなコンテンツも追加
セガは7月8日、アクションRPG『Atlas Fallen(アトラス フォールン)』向けの大型無料アップデート「Reign of Sand(砂の王国)」を8月6日に配信すると発表した。本作はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。
本作は、荒廃した砂の世界を舞台にする三人称視点アクションRPGだ。ソロプレイおよびオンライン2人協力プレイに対応。プレイヤーは、堕落した神々による圧制から人類を解放するため、古代の謎に満ちた広大な砂漠を探索し、強大なモンスターを狩る。さまざまな武器に姿を変えるガントレットや、流れる砂を意のままに操るサンドパワーアビリティによるコンボ主体のバトルが特徴で、適切なタイミングで適切な敵の弱点を攻撃する、戦略的な立ち回りが求められる。
今回発表された大型無料アップデート「Reign of Sand(砂の王国)」では、まず「ニューゲームプラス」が追加される。ゲームのクリア後に、装備や素材、キャラクターの進行状況などを引き継いで、新たな冒険をおこなえる。また、新たな難易度「ニャアルの悪夢」が導入。太陽神に完全なる力が与えられる、強烈な体験がプレイヤーを待っているという。
さらに、フィールド全域で「Corruption Breach(腐敗の裂け目)」が出現するようになる。Corruption Breachを通じてはユニークなバトル体験がもたらされるとのこと。アップデートではこのほか、クリーチャーに変身する新たな能力や、進化した武器、新モンスター、プレイスタイルを一新させる25個の新エッセンスストーンなども追加される。
本作は、『The Surge』シリーズなどで知られるDeck13 Interactiveが開発し、2023年8月にPC版が、同年12月にPS5/Xbox Series X|S版が国内発売。メディアレビューでは、独特のバトルシステムなどが好評を得る一方で、ストーリー面を含むコンテンツ不足や最適化不足などが指摘され評価が伸び悩み、Steamのユーザーレビューにおいても、本稿執筆時点で約1400件のうち68%が好評とする「賛否両論」ステータスにとどまっている。
こうした評価を受けてか開発元は、これまでにゲーム体験を改善させるパッチを複数回配信。そして今年6月、プレイヤーからのフィードバックをもとに大型アップデートを開発中であるとし、先述した追加要素などを紹介していた。プレイヤーの不満点に対応したコンテンツが用意されている模様で、同アップデートの配信後、ユーザーからどのように評価されるのか注目されそうだ。
『Atlas Fallen(アトラス フォールン)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。そして大型アップデート「Reign of Sand(砂の王国)」は8月6日配信予定だ。