本格ラリーシム『Assetto Corsa Rally』発表、11月14日にSteam早期アクセス配信へ。人気レーシングシム『アセットコルサ』にいよいよ“ラリー版”が登場
505 Gamesは10月17日、ラリー・シミュレーションゲーム『Assetto Corsa Rally』を発表。ドライビングシミュレーションゲーム『Assetto Corsa』シリーズの最新作であり、シリーズ初の「ラリー版」となる。

505 Gamesは10月17日、ラリー・シミュレーションゲーム『Assetto Corsa Rally』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、11月14日に早期アクセス配信予定。価格は3400円(税込)。
本作は、ドライビングシミュレーションゲーム『Assetto Corsa(アセットコルサ)』シリーズの最新作となる、本格ラリーシムだ。開発は、シリーズを手がけてきたKUNOS Simulazioniの技術協力のもと、同じグループ企業であるSupernova Games Studiosが担当している。

『Assetto Corsa Rally』は、ラリー競技の生の緊張感と正確さを余すところなく再現する、本格的なラリー・シミュレーションゲームだという。ラリー専用に進化したゲーム設計により、天候、路面状況、車両セッティングがすべて結果に直結する、手に汗を握る没入型ラリー体験を楽しめるとのこと。開発においてはUnreal Engine 5のカスタマイズ版が使用され、『Assetto Corsa』でも使用した物理エンジンはさらに洗練されているそうだ。
ステージや車両は3Dレーザースキャンによって再現されたものが収録され、またナビゲーター(コ・ドライバー)、FWD・RWD・AWD車のリアルな挙動も表現。路面のグリップ、天候、時間帯が常にプレイヤーの判断に影響を与える、秒単位での緊張感あふれる走行を体験できるという。物理演算に基づいたリアルなダメージ表現や、車両の挙動を忠実に再現する多彩なオーディオ効果も特徴となる。


早期アクセス配信開始時点では、厳選された10台のライセンス車両、4つの実在するラリーステージ、オフライン&オンラインのゲームモードが収録予定。具体的には以下のような内容となっている。また、トリプルスクリーンや、ステアリング・コントローラー、各種周辺機器への完全対応もおこなわれるとのこと。
公式ライセンス車両:
• Alfa Romeo GTA 1300 Junior Gr.2 – 1972
• Citroen Xsara WRC – 2001
• Fiat 131 Abarth Gr.4 – 1976
• FIAT 124 Sport Abarth Rally 16V Gr.4 – 1973
• Hyundai i20N Rally2 – 2021
• Lancia Delta HF integrale EVO Gr.A – 1992
• Lancia Stratos Gr.4 – 1976
• Lancia Rally 037 EVO 2 Gr.B – 1984
• Mini Cooper S Gr.2 – 1964
• Peugeot 208 Rally4 – 2020
実在ステージ:
• Rally Alsace – Munster
• Rally Alsace – Saverne
• Rally Wales – Hafren South
• Rally Wales – Hafren North
ゲームモード:
• オンライン・ランキング
• クイックレース(シングルステージ)
• タイムアタック
• ラリー・ウィークエンド
• チャレンジ
本作では、早期アクセス配信開始から18か月以内に正式リリースすることを目標に開発が進められる予定。その間には、50台以上の車両、新たなロケーションでのラリーステージ、拡張されたゲームモード、VR完全対応、専用ラリースクールなど、さらなるコンテンツの追加が計画されている。パフォーマンスや安定性の向上にも取り組んでいくとのことだ。
『Assetto Corsa Rally』は、PC(Steam)向けに11月14日に早期アクセス配信予定だ。