メカカスタマイズ高速アクション『ARMED FRAME』発表。パイロット視点切り替え可能、メカと“手触り”にこだわる野心作
Hitrylogy(匕)は7月3日、『ARMED FRAME』をSteam向けにリリースすると正式発表した。本作はTPS/FPS視点を切り替えつつプレイ可能な、メカカスタマイズアクションゲームだ。

国内デベロッパーのHitrylogy(匕)は7月3日、ハイスピード・メカアクションゲーム『ARMED FRAME』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、メカを操作して、疾走し戦うアクションTPS&FPSゲームだ。自由度の高いメカのカスタマイズ要素が特徴のひとつとなる。

『ARMED FRAME』ではアリーナステージを舞台に、メカを操作して敵とのバトルミッションに挑む。敵には、人型や多脚型のメカ、戦車タイプなどさまざまなスタイルのものが存在し、プレイヤーは装備する武装を駆使して戦う。巨大なボスも現れるようで、トレイラーでは複数の砲台を搭載した浮遊戦艦のような敵も確認できる。ボスについては部位破壊しながら撃破を目指すかたちになる模様である。
プレイヤーのメカには、ジャンプ・ブースターでの上昇・壁走行などの立体的な移動アクションに加え、瞬間的なダッシュであるラピッドブースト(平行・上昇・下降)、方向転換のラピッドターン、長距離移動のハイブーストといった機動アクションが用意。これにより、地上から空中へとスピーディーに展開するダイナミックなバトルが可能とのこと。また、プレイ中は一人称・三人称視点を自由に切り替えることができ、一人称視点はメカに搭乗するキャラクターの視点となるようだ。


メカのカスタマイズ要素については、頭部・胴体・腕部・脚部・ブースター・FCSの6つの基本フレームと、6種の武装スロットが対象となる。それぞれ自由に組み換え可能となっており、好みの戦術スタイルにあわせて選択することになるだろう。カラーリングのカスタマイズにも対応する。
武装スロットでは、両腕や背中などに搭載する武器を選択でき、銃やミサイルなどが用意される模様。銃器だけでも、アサルトライフルやサブマシンガン、グレネードランチャーなど多種多様な装備が選択可能となり、それぞれには細かく性能のステータスが設定。また選択した武器により、メカの総重量をはじめ旋回速度やジャンプ性能などが変わってくることがうかがえる。
本作を手がけるHitrylogy(匕)は、個人で活動している国内インディー開発者だ。本作は初のSteam向けリリースタイトルであり、主にUnreal EngineのBlueprintでの実装を中心に、アーティスト寄りの視点から“手触り”にこだわった作品づくりをおこなっているとのこと。また、もっとも影響を受けた作品として『アーマード・コア』『地球防衛軍』『フロントミッション』シリーズが挙げられている。
『ARMED FRAME』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。