[エイプリルフール] 穀物シミュレーションゲーム『Grain Simulator』発表

 

Goat Simulator』『Bear Simulator』につづき、植物界に存在する多彩な穀物となって大自然を生きのびる『Grain Simulator』が発表されました。

植物であるがゆえ、主体的に操作できる部分がほとんどありません。プレイヤーはただひたすら待つことが求められます。ゲームスピードは現実時間の等倍から、手軽に植物の進化を俯瞰できる 1 億倍まで。 1 億倍モードではイネ科が登場したとされるおよそ 4000 万年前から開始されます。この場合想定される総プレイ時間は 0.4 年。植物らしく、なんとも気の長い話です。とはいえ、等倍の場合は種子から実るまで一世代におよそ 1 年かかります。どちらがいいかは一概にいえないでしょう。

 

植物界・被子植物門・単子葉植物網・イネ目・イネ科・イネ属・イネ・ジャポニカ種のエンディング。
植物界・被子植物門・単子葉植物網・イネ目・イネ科・イネ属・イネ・ジャポニカ種のエンディング。

 

進化のなかで、現実の穀物とかはなれてしまう場合もあります。画像は別タイトルのものですが、進化の過程上現実の環境にない植物がはびこる環境になってしまう可能性もあるようです。どのように進化したいかはプレイヤーにゆだねられますが、具体的にどのような進化をとげていくかは、まさに神のみぞ知るといった状態です。

 

無念。おいしいパンになるはずが……
無念。おいしいパンになるはずが……

 

多彩なマルチエンディングが特徴の本作とされています。たとえば上記のような穀物としてはある種不本意なエンディングも存在するようです。ほかにどのようなエンディングが存在するのかは明かされていません。春先には発売されるとのことなので、等倍でずっとゲームを立ち上げておけば今秋にはこのエンディングが見られるのではないかと推測されます。野生の状態でスタートしてしまうとこのエンディングはまず見られないため、ねらったエンディングを見るためには何度かやりなおすことになると思われます。