マルチ対応アニメショップ経営シム『Anime Shop Simulator』発表。旬のアニメ意識で大繁盛、サイン会やトレカイベントも開いて集客ブースト

One More Timeは11月23日、アニメショップ経営シミュレーションゲーム『Anime Shop Simulator』を発表した。

デベロッパーのOne More Timeは11月23日、アニメショップ経営シミュレーションゲーム『Anime Shop Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、アニメなどの関連商品を取り扱ういわゆるアニメショップを経営する作品だ。ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。

『Anime Shop Simulator』にてプレイヤーは、街の一角に小さなアニメショップをオープンさせる。陳列棚などを配置して店のレイアウトを決め、そして仕入れた商品を並べてお客に販売するのだ。漫画やフィギュア、アパレル、抱き枕、トレーディングカードなどを仕入れることができ、さまざまな架空のアニメ作品の商品が用意される模様である。

店を発展させていくにあたっては、アニメ業界のダイナミックなトレンドにあわせて、競争力を維持することが求められるとのこと。その時々の人気のアニメ作品を調べて、仕入れる商品を決めることが重要なのだろう。また、店内には巨大なフィギュアを配置したり、壁にポスターを貼ったりなどの飾り付けが可能。そうした装飾アイテムにおいても、トレンドを意識するとお客の評判アップにつながるのかもしれない。

より多くのお客を集めて店の人気を高めるためには、イベントの開催も役に立つという。たとえば、アニメファン向けのサイン会を開いたり、トレーディングカードゲームのトーナメントを開催したりできるそうだ。トレーディングカードについてはブースターパックを販売でき、プレイヤー自身で開封することも可能。コレクション要素になっているほか、希少なカードを引き当てた場合は、売却して店の利益にすることもできる。

最大4人対応のオンライン協力プレイにおいては、ほかのプレイヤーと作業を分担して店を運営することになる。店では、品出しからレジ打ちまで、さまざまな作業をこなさなければならない。また、フレンドとトレーディングカードの対戦を楽しめるミニゲームも用意されるそうだ。

本作の開発元One More Timeは、ファンタジー世界酒場経営シミュレーションゲーム『Tavern Manager Simulator』を手がけたことで知られる。同作はSteamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約3700件のうち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど高く評価されている。経営シム開発において実績があるスタジオであり、本作『Anime Shop Simulator』では新たなテーマのもと開発され、マルチプレイ要素も導入される。

『Anime Shop Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だが、「Coming soon」と案内されているため、そう遠くない時期にリリースされるかもしれない。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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