ながら見どうぶつ銭湯運営シム『Animal Spa』Steamにてお披露目。デスクトップ下でのんびりお風呂屋経営、くつろぐ動物たちを眺めつつおもてなし
デベロッパーのSinkhole Studioは1月8日、Moonlab Studioと共同開発する風呂屋運営シミュレーションゲーム『Animal Spa』のPC(Steam)向けストアページを公開した。2025年配信予定で、ゲーム内は日本語表示に対応する模様。
本作は、動物たちがお客として訪れる風呂屋を運営する作品だ。ゲーム画面が、PCの画面下部分にだけ表示される形式となっており、PCでのほかの作業の合間に楽しむことができるという。
『Animal Spa』にてプレイヤーは、温泉の出る風呂屋の運営をおこなう。風呂屋には、ネコやイヌ、ウサギ、ハムスターなど、さまざまな動物たちがお客として訪れるため、設備を整えてもてなすこととなる。本作はリラックス系シミュレーションゲームであるとされており、のんびり楽しめるゲームプレイとなるようだ。
風呂屋には大浴場があり、まずは浴槽を配置する。浴槽は、大きさの異なる複数の種類があるほか、個別に温度設定が可能。熱いお湯からぬるま湯、水風呂まで用意できるという。また、泡を出す装置を設置したり、薬草を投入したりと、特別な風呂を作ることも可能だ。お客の反応を見ながら、好みにあわせた風呂を用意することになるのだろう。浴場においてはほかに、デコレーションアイテムとして風呂桶や椅子を配置したり、床や壁のデザインを変更したりなどの要素もある。
施設内には、風呂に入った動物たちがくつろげる休憩エリアを作ることもできる。そこでは、自動販売機を配置して飲み物を売ったり、屋台を出して料理を提供したりなどが可能。公開されたスクリーンショットには、「1F」との表示が確認できるため、浴場とフロアを分けてそうしたスペースを作ることも可能なようだ。
このほか、風呂屋で働く動物のスタッフを雇う要素も存在する。濡れた床を拭いたり、商品の在庫を補充したりなどの仕事を任せることができ、スタッフの働きによってみな快適に過ごせるようになるとのこと。そうして風呂屋の評判を高め、より多くのお客を呼びこみ収益を高め、風呂屋の施設をさらに充実させていくことになるのだろう。
本作の開発元Sinkhole StudioとMoonlab Studioは、アクションアドベンチャーゲーム『オグと秘密の森』を手がけ高評価を得たスタジオだ。手描きイラスト風のビジュアルが採用された同作では、ゆるかわなキャラクターが登場。そうしたかわいさは、本作『Animal Spa』に登場する動物たちにおいても表現されている。
また、本作のゲーム画面は、PCの画面下部分だけに細長く表示されることも特徴。放置系農業シミュレーションゲーム『Rusty’s Retirement』などで人気の、PCでほかの作業をしながらプレイできるスタイルだ。同作の登場以降、同様のスタイルにてさまざまなジャンルの作品がリリースされており、今回新たに風呂屋運営シムが現れた格好である。
『Animal Spa』は、PC(Steam)向けに2025年配信予定だ。