“銃で”料理するゲーム『American Cooking Simulator: Multiplayer』発表。最大4人プレイ対応、「手を使うの禁止」銃撃クッキング

Freedom Burger Gamesは7月9日、『American Cooking Simulator: Multiplayer』を発表。本作は銃を使ってハンバーガー店を運営するシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのFreedom Burger Gamesは7月9日、ハンバーガー店運営シミュレーションゲーム『American Cooking Simulator: Multiplayer』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、ファストフード店でハンバーガーを作りお客に提供する作品だ。ただし、調理を含めすべての作業は“銃”でおこなう必要があり、手を使うことはできない。

『American Cooking Simulator: Multiplayer』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。プレイヤーはJoe’s Freedom Burgersというハンバーガー店のスタッフとなり、誇り高きアメリカの愛国者だという元シェフのオーナーの指示のもと、銃を使ってハンバーガーを作る。これがもっともアメリカンな調理法なのだそうだ。

店はドライブスルー形式となっており、車でやってきたお客から注文が入ると調理を開始。バンズにパティ1枚を挟んだだけのシンプルなハンバーガーから、レタスやトマトなどほかの具材を組み合わせたものまで複数のメニューが存在し、制限時間内に注文どおりのハンバーガーを作って提供することを目指す。

キッチンには各種材料を供給する設備があり、それを銃で撃って材料を入手。材料の移動も銃で撃っておこなわなければならず、床に落ちたとしても、上手く撃てば跳ね上がってテーブルの上に戻すことが可能だ。パティはグリルで両面を焼く必要があり、ひっくり返す作業ももちろん銃でおこなう。

銃は、ピストルやショットガン、アサルトライフルが用意され、作業内容によって使い分けることになる模様。材料の細かい移動や返しはピストルが向いているようだ。レタスを手早く刻みたい場合は、連射の効くアサルトライフルが活躍するだろう。そうして必要な材料が準備できたら、箱にバンズから順番に詰めていってハンバーガーを完成させ、その箱を銃で撃ってお客に届ける。

注文を完了すると、減点方式で評価が付けられ最終的な売り上げが確定する。たとえば、メニューとは異なる材料が入っていたり、材料が足りていなかったり、あるいはパティが生焼けあるいは焼きすぎて焦げてたりすると減点される。最悪、売り上げがゼロになってしまうこともあるとのこと。

*『American Cooking Simulator: Preview』のトレイラー

本作に関しては、シングルプレイのプレビュー版として『American Cooking Simulator: Preview』が今年2月に無料配信されている。アメリカへの愛国心を銃で表現したユーモアある世界観や、手を使わず銃だけで調理するもどかしくも笑えるゲームプレイなどが好評。マルチプレイが導入される本作『American Cooking Simulator: Multiplayer』では、さらにカオスなキッチンとなりそうだ。

『American Cooking Simulator: Multiplayer』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。また、上述の『American Cooking Simulator: Preview』はPC(Steam)向けに無料配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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