『アーマード・コア6』、全世界累計出荷本数300万本突破。シリーズ新作として突出した数字を叩き出した大ヒット作に


フロム・ソフトウェアは7月25日、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』の世界累計出荷本数が300万本を突破したと発表した。発売からおよそ11か月をかけて、さらなる高みへと到達したようだ。

『アーマード・コア6』は、メカカスタマイズアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームは、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作の舞台は、辺境の開発惑星ルビコン。本作においてプレイヤーは、ハンドラー・ウォルターなる人物に導かれ独立傭兵となった強化人間「621」として戦闘メカ「アーマード・コア(AC)」に乗り、エネルギー資源コーラルを巡る戦いに身を投じていくことになる。約10年ぶりとなるシリーズ新作として、期待度高まるなか昨年8月25日に発売された。


本作は発売されるや否や、高い人気を獲得。従来の『アーマード・コア』シリーズのエッセンスを引き継ぎつつ、昨今のフロム・ソフトウェアの特徴である歯ごたえのあるバトルを導入。それらが高い次元で融合しており、レビュー集積Metacriticにてメタスコア86を記録するなど高く評価されていた。

同作はセールス面でも決算報告などで好調なことが伝えられてきたが、このタイミングで全世界累計出荷本数300万本突破が、公式より伝えられたわけだ。ちなみに『アーマード・コア』シリーズのセールスとしては、ナンバリング作である『アーマード・コアV』の2013年時点での売上記録が国内25万本程度であることが伝えられている(Wikipedia)。

『アーマード・コアV』がしばらく前の作品であるほか、国内のみの売上なのであくまで参考程度のデータであるが、なんとなくの規模感はわかる。『アーマード・コア6』の全世界300万本出荷という数字が、シリーズの中でも突出したものであることがうかがいしれるだろう。これだけ結果を残せば、シリーズの次なる展開にも期待できそうである。


『アーマード・コア6』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。