のんびりアヒル子育てゲーム『A Waddleful Life』発表。“敵のいない”ゆったり世界で、ヒナの成長を見守る親鳥シム

Shaky Shrub Gamesは12月11日、アヒル子育てゲーム『A Waddleful Life』をSteam向けに発表した。本作は親鳥のアヒルとなって雛を育てる作品だ。敵のいないゆったりとした雰囲気で、雛鳥が空を飛べるまでを見守ることとなる。

デベロッパーのShaky Shrub Gamesは12月11日、アヒル子育てゲーム『A Waddleful Life』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、アヒルになってその子供たちのお世話をする作品だ。実際のアヒルの生態をリアルにシミュレートしているわけではなく、また雛鳥にとって危険な要素もなく、リラックスした雰囲気のなかマイペースに楽しめるゲームプレイになるという。

『A Waddleful Life』にてプレイヤーはアヒルとなり、孵化したばかりの3羽のヒナたちを育てて、初めて空を飛ぶまでを見届けることとなる。舞台となるのは自然豊かな公園だ。ヒナたちは親アヒルであるプレイヤーの後をついてきて、一緒に公園を散策したり、遊具で遊んだりといったことが可能。小枝をくわえて投げ、拾いに行かせるような遊びもできるようだ。

そして夜になって巣に戻ると、ヒナたちは眠りにつく。この巣は、ヒナの成長にあわせて大きくしていく必要があるようで、材料となる小枝などを集めてこなければならない。なお先述したように、本作にはヒナにとって危険となる要素は存在しないため、ひとりで出かけていっても心配はないそうだ。

ヒナは、新しい体験をするたびに成長していくという。公園でのさまざまな遊びも、成長につながる要素となるのだろう。また、公園内には魔法のフルーツが存在し、それを与えることでヒナは大きく成長する。トレイラーでは、親アヒルがくわえたランタンの光に反応して、花が実に変化。それを摘んでヒナに与えるシーンがある。この不思議な花を探すことは、本作の大きな目標となるようだ。

そうして成長していくなかで、ヒナはやがて自分の力で飛べるようになる。トレイラーでは、比較的シンプルなビジュアルながら、アヒルらしいかわいい動きや、必死に親について行くヒナたちの様子が上手く表現されていることがうかがえる。また、やさしい雰囲気にあったBGMは、『A Short Hike』などに携わったMark Sparling氏が手がけているとのこと。

『A Waddleful Life』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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