『GRAVITY DAZE 2』オンラインサービスが2018年1月19日に終了。シングルプレイにおけるシェアコンテンツ継続の困難さ覗かせる

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは9月28日、『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』のオンラインサービスを2018年1月19日付で終了する旨を発表した。本作が発売されてから、丁度1年でのオンラインサービス停止となる。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは9月28日、『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』(以下、GRAVITY DAZE 2)のオンラインサービスを2018年1月19日付で終了する旨を発表した。2017年1月19日に本作が発売されてから、丁度1年でのオンラインサービス停止となる。終了対象となる機能は以下のとおり :

・挑戦状の受信、送信
・ランキング閲覧
・トレジャーヒントの受信、投稿
・フォトゴーストの受信、投稿、レビュー
・ダスティトークンの入手と、その報酬の入手

また2017年9月28日から2018年1月19日のサービス終了にかけては、オンラインコンテンツの利用により獲得できるダスティトークンの入手量アップイベントが開催されている。ダスティトークンにより取得できるコスチュームやタリスマンといった報酬アイテムは、オンラインサービス停止後には入手できなくなる。今回のイベントは、取り残したアイテムを確保するための最後のチャンスだ。なおオンラインサービス終了後も、オフラインでのプレイは引き続き可能である。

本作のオンラインコンテンツというと、他プレイヤーがフォトモードで撮影した写真を評価するフォトレビューや、同じく他プレイヤーの写真をもとにお宝のありかを探すトレジャーハンティング。さらにはチャレンジミッションのスコアを競うゴースト対戦、採掘場の探索など、本編終了後まで遊べるエンドコンテンツのような立ち位置のもの。写真関連のコンテンツに関しては、フォトゴーストを中心にSNS上での賑わいをつくるきっかけともなった。

ただ本作はシングルプレイ主体の作品であり、ローンチから1年も経てばプレイヤーの大幅減は免れない。またオンラインサービスは、いずれも人がいなければ成り立たないコンテンツばかりである。コンテンツとして成立させることの困難さ、プレイヤー人口とサーバコストとの兼ね合いなどを加味すると、このタイミングでのサービス停止は致し方ないように思える。残された3か月半のうちに、思い残すことがないよう遊びつくしてしまおう。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

Articles: 1953