Steam新作コメディゲームの「エイリアンの集団性交シーン」を巡り、Valveが映像提出を要求。あくまで審査のために
Valveから「エイリアンの集団的な性的行為」とされる場面の映像提出を求められたコメディゲームが、無事発売を迎えた。

Steamにて本日1月28日にリリースされた『Earth Must Die』は、数日前まで配信できるかどうかが不透明だったそうだ。Valveから「エイリアンの集団的な性的行為」とされる場面の映像提出を求められ、確認がおこなわれたためだという。PC Gamerが報じている。
『Earth Must Die』はコメディ色の強いポイント&クリック型アドベンチャーゲームだ。エイリアン帝国「タイリシアン」の支配者VValakを主人公としたSF世界を舞台に、ブラックユーモア調で地球侵略の顛末が描かれる。1990年代風のクラシックなゲームスタイルを現代的に再構成した作品だという。

そんな本作において、審査段階で確認対象となったのは、『Earth Must Die』のSteamストアページ上で事前に説明されていた大人向け表現だ。公式説明における記載では、作中にエイリアン向けのアダルト書店を舞台にしたパズルが存在するほか、「床の上でうごめく塊として描写されたエイリアンの集団的な性的行為」が含まれることが明記されている。
PC GamerがパブリッシャーのNo More Robotsのコメントとして伝えるところによれば、この記載がきっかけとなり、数日前までSteamで本作を発売できるかどうか不明瞭な状態だったという。というのもValveは配信前の審査段階で、“エイリアンの集団的性交”表現の文脈を確認できないため、No More Robotsに対して問題とされたシーンを含む映像の提出を求めたという。さいわいこのシーンは承認されたそうで、このたび本作は発売に至ったかたちだ。
なおSteamでは2025年だけでも2万本以上の新作タイトルが発売されており(SteamDB)、単純計算では週に約400本近い新作が配信されていたことになる。審査においても無数の作品がチェックされているとみられるものの、作品によっては今回のように追加のチェックも入念に実施されるようだ。

なお、Steamでは2025年、開発者向けガイドラインにおいて、決済代行業者やクレジットカード会社の基準に抵触する可能性のあるコンテンツ、とくに一部の成人向け表現を新たな注意対象として明記されることに(関連記事)。その後は配信中であったゲームの削除が相次いだほか、審査をクリアできずSteamでの配信が断念される作品も見受けられる。そうした状況に関連してかどうかは不明ながら、今回の『Earth Must Die』のようなジョーク色の強い作風であっても、懸念となりうる表現の確認が慎重におこなわれていることもうかがえる。
『Earth Must Die』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして2月11日まで定価から25%引きの1350円(税込)で購入可能だ。
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