Steam“スーファミ風”ハクスラRPG『Dungeon Antiqua 2』すぐさま「非常に好評」、会心のスタート。サクっと遊べてストレスなし、現代派レトロゲーム

2DダンジョンハクスラRPG『Dungeon Antiqua 2』がリリース直後からさっそく好評を博している。

国内の個人開発者frenchbreads氏は1月8日、2DダンジョンハクスラRPG『Dungeon Antiqua 2』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はリリース直後からさっそく好評を博している。ゲーム内表示は日本語に対応している。

『Dungeon Antiqua 2』はクラシカルなビジュアルが特徴の2DドットRPG。1980〜1990年代のJRPGに影響を受けて開発されており、frenchbreads氏による『Dungeon Antiqua』の続編だ。タイトルの通り、ゲーム体験はダンジョンを中心に展開され、ワールドマップは存在しない。冒険の拠点となる「じょうかまち」を拠点とし、6つのダンジョンの踏破を目指すのだ。

プレイヤーはせんし、とうぞく、モンク、まほうつかい、そうりょの中から職業を選択。4人パーティを構成し、ダンジョンに挑む。また、本編を進めるとアーチャー、ビショップ、サムライ、パラディン、ニンジャといった各職業が解放される。各職業はそれぞれ固有のスキル、パラメーターが設定されている。加えて、本作には転職システムが存在し、各職業で習得したスキルを「ついかスキル」として3枠までセットできる。レベルリセットなどの転職の際のリスクも存在しないため、気軽にキャラクター育成を楽しむことが可能だ。

戦闘は『ファイナルファンタジー』シリーズのようなサイドビューカメラで行われる。また、パーティメンバーをそれぞれ前列・後列に配置する隊列システムも採用。そして本作の特徴的なシステムとしては、操作キャラクターに視界の要素がある。ダンジョンに挑む際、初めは操作キャラクターを中心とした一部のフロアしか視認できない。しかし、ダンジョンを進む中で視界が広がり、自動でマッピングが行われるのだ。加えて、本作ではシンボルエンカウントが採用されている。そのため、未踏破のフロアを進んでいると急に敵が現れることもしばしばあり、ダンジョン探索には適度な緊張感が漂うわけだ。

また、エンカウント時の有利不利も存在する。敵のサイドか背後を取ることで先制攻撃をしかけることができる一方で、敵に背後を取られると隊列が逆の状態で戦闘が開始されてしまうのだ。マップを把握できていない未踏破のダンジョンでは慎重にプレイする必要がある仕組みとなっている。

そして本作を特徴づけているのが、レトロ風のビジュアルとは裏腹に、現代的にチューニングされているQoL面のシステムだ。テンポよく進行される戦闘に始まり、オート戦闘も用意。カーソル位置の記憶をONにしておけば、レベル上げも効率よく行える。また、戦闘後のオート回復もデフォルトで設定されており、細かい条件も指定できる徹底ぶり。加えて、チュートリアルの際にはおばあちゃん妖精からシステムの説明が入り、わかりやすく遊び始められる。

また、一度進んだフロアは視界が狭まることなく、再度挑戦した際にもマップが引き継がれる。ストーリー進行等で再挑戦した際にもサクサク進むことができるだろう。久しぶりにこの手のRPGに触れたいプレイヤーや、同ジャンル未経験のプレイヤーでも楽しめるような工夫が凝らしてある。

本作は2025年12月11日に体験版が公開。前作が好評を博し、またセーブデータを製品版に引き継げることも相まってか、発売前からユーザーの注目を集めていた。

そんな本作は1月8日にリリース。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で、127件中95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。前作『Dungeon Antiqua』が314件のうち89%の好評率であったため、さっそく前作に匹敵する評価を得ていると言える。

好評なポイントとして、先述したオート戦闘が優秀な点を挙げる声もみられる。本作のオート戦闘では睡眠や沈黙効果の魔法が効果的に使用されるため、構成次第ではボスを倒せることもありうる。また、転職にリスクがない点も好評。レトロRPGファンのつぼを押さえつつ、さまざまな点で遊びやすさの向上が図られている点が評価されている。

なおエンディング分岐のわかりづらさを指摘する声などもあったものの、本作に向けては今月1月12日および15日にアップデートが行われ、不具合修正のほかにフィードバックを受けた調整も実施。ゲーム中のシナリオ分岐にかかわらず、クリア後エリアで全ての敵と戦えるようになっている。

本作の開発を手がけたのは、国内の個人開発者frenchbread氏。同氏はこれまでに前作『Dungeon Antiqua』やオートシミュレーション『三国ヒストリア』など、Python向けの開発エンジンPyxel (ピクセル) を使用したクラシカルな作品を公開してきた。前作『Dungeon Antiqua』は同氏の予想以上に反響が大きく、フィードバックや反省点を活かすべく本作の制作に踏み切ったそうだ。前作ファンからの好評も寄せられており、さっそく高い評価を得ることになった。

『Dungeon Antiqua 2』はPC(Steam)向けに発売中。デモ版も配信中だ。

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Ryotaro Kihara
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