『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』、ちゃんとタイで人気。現地人も納得の“タイあるある”
『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』について、Steam上のデータから興味深い反応が見えてきている。

ジー・モード(G-MODE)は1月13日、『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』をPC(Steam)向けに発売した。タイを舞台にした“空気読み体験”を描く本作について、Steam上のデータから興味深い反応が見えてきている。
本作は、ジー・モードが展開する『みんなで空気読み。』シリーズの新展開「ワールド」シリーズ第1作として登場したタイトルだ。舞台を日本から海外へと移し、国や地域ごとの文化や価値観を題材に「空気を読む」体験を描く試みとなっており、第1弾ではタイが選ばれている(関連記事)。
タイ人クリエイターが制作に携わり、収録されているシチュエーションは、タイの日常や文化を題材としたものとなっている。たとえば、水かけ祭り「ソンクラーン」で誰に水をかけるかの判断や、ウォーターガン型のウォシュレットで水圧をどう設定するか、さらにはガパオライスの屋台を舞台に、注文内容や振る舞いによって店側の反応が変化する場面なども用意されている。行動次第では屋台が炎上するなど、ユーモアを交えた展開も見られる。また、こうしたシチュエーションを経て表示される診断結果は、タイ風の表現でまとめられており、タイ料理やタイで親しまれている幽霊・オカルトといったモチーフが用いられる(関連記事)。

Steam向けに1月13日より配信開始された本作について、非公式データベースSteamScoutの地域別データを見ると、レビュー言語の内訳では46レビューの内、タイ語が全体の約56.5%にあたる26件を占めており、そのすべてが好評レビュー。母数こそ少ないもののタイ語環境のユーザーを中心に好評を得ていることがうかがえる。また、「タイ文化の再現度が非常に高い」「タイ語ローカライズが素晴らしい」「日本版を遊んだことがあるが、タイ版の完成度が高く、改めて購入した」といったコメントも見られ、単なる翻訳にとどまらないローカライズが好意的に受け止められているようだ。
こうした反応からは、本作では“外から見たタイ”ではない解像度でタイが描かれており、タイのユーザーたちに違和感なく受け入れられていることも伝わってくる。というのも開発を担当したUrnique Studioは、タイに拠点を置くスタジオ。過去には時間操作をテーマにしたパズルアドベンチャー『Timelie(タイムライ)』を手がけ、Steamユーザーレビューで約1700件のうち95%が好評の「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。そうした実績を持つ開発チームが制作に関わっていることもあり、本作ではタイ現地の感覚を意識したシチュエーション作りがなされているのだろう。
このほか本作については、タイの人気ゲーム実況者にもプレイされている。現地のインフルエンサーによる紹介も、さっそく多くのタイ語ユーザーがプレイしている背景にあるとみられる。
なお『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』では、完全新規のシチュエーション100問を通じて「空気読めてる度」を診断する構成に加え、クリア後には各問題を個別に遊べるチャプターモードや、シチュエーションの背景にある文化を解説する「タイ文化ガイド」も用意されている。単なるミニゲーム集にとどまらず、文化的な文脈を補足する仕組みが組み込まれており、海外ユーザーにとってもタイを深く知ることのできるゲームになっている。


空気を読むという日本らしいテーマがゲーム化された『空気読み。』シリーズ。初の“海外バージョン”となった『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』も、さっそく現地のユーザーから高い評価を得ているようだ。今後ほかの地域を舞台にした「ワールド」シリーズが展開された際、同様の反応が見られるのかどうかも注目されるところだろう。
『みんなで空気読み。ワールド タイVer.』は、PC(Steam)向けに発売中だ。1月27日まではリリース記念セールとして通常価格の10%オフとなる882円で販売中。なお本作はNintendo Switch版も配信予定だ。
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