立体格闘“カエル狩り”アクション『BREKEKEKEX』発表。『スマブラ』と「NARUTO」に影響を受ける、立体機動マッチョカエル打倒肉弾戦

nohostは1月6日、立体機動3Dアクションゲーム『BREKEKEKEX』を発表した。

デベロッパーのnohostは1月6日、3Dアクションゲーム『BREKEKEKEX』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『BREKEKEKEX』は、三人称視点で展開されるシングルプレイのアクションゲームだ。舞台となるのは霧に包まれた沼地で、そこには盗賊や狂信者、そして人間と同等の体格を持つ屈強な“カエル”たちが徘徊している。詳細な物語は明かされていないものの、プレイヤーはこうした異形の存在と衝突しながら戦いを繰り広げていくことになるようだ。

本作の特徴は、アニメ原作の対戦アクションに影響を受けたという近接戦闘システムにある。プレイヤーは武器や戦闘スタイルの異なる複数のキャラクターの中からひとりを選択し、地上と空中を行き来しながら三次元的な戦いを展開する。戦闘の舞台は比較的限られた空間となっており、格闘ゲームのような密度の高い攻防が想定されている。

また戦闘では、一般的なアニメ調対戦アクションで多く採用されるロックオン方式ではなく、攻撃方向を自由に定めるフリーエイム制が採用されている。武器を横に振れば広範囲を薙ぎ払い、縦に振れば特定の敵を狙い撃つといった具合に、入力方向によって攻撃の性質が変化する。加えて空中攻撃も可能であり、上下を含めた立体的な位置取りが重要となる。

敵もまた空中を含めた立体的な攻撃を仕掛けてくるため、防御や回避の判断が生死を分ける。公開されているトレイラーでは、敵の攻撃を間一髪でかわした際に、ヒットストップのような短いスロー演出が発生する様子も確認できる。地面を蹴って上空へ回避するアクションも用意されており、操作に習熟すれば敵の猛攻をすり抜けるようなスタイリッシュな立ち回りが可能になりそうだ。

トレイラーやスクリーンショットではUIは確認できないものの、Steamストアページにはリソース管理が重要になるとの記述がある。常に自由に動き続けられるわけではなく、スタミナに近い概念が存在する可能性も考えられる。

プレイヤーの前に立ちはだかる敵キャラクターも多彩だ。手刀やパンチに加え、長い舌を使った攻撃を繰り出すカエルをはじめ、双剣を操るバケツ頭の少年、巨大なハンマーを振り回す少女、爆弾で戦う覆面の男など、外見も戦い方も異なる敵が登場する。操作キャラクターは選択制となっているため、敵として登場するキャラクターの中にも、プレイアブル化される存在が含まれている可能性がある。

本作にはスキルツリーなどのRPG的成長要素は存在せず、純粋にプレイヤー自身の操作技術や判断力が問われる設計となっているという。キャラクター性能の強化ではなく、プレイヤーの上達そのものが攻略の鍵となる、公平性を重視したバトルが特徴となりそうだ。

本作を手がけるのは、個人開発者のnohost氏だ。同氏は一人称視点のマルチプレイ近接アクション『Project Shikai』も並行して開発しており、『BREKEKEKEX』はもともと敵AIの挙動を検証するための小規模な実験プロジェクトとして始まったという。しかし開発を進めるうちに想定以上に規模が拡大し、一本のゲームとして本格的に制作する判断に至ったとのことだ。

開発者は本作について、『大乱闘スマッシュブラザーズ』および「NARUTO」シリーズから影響を受けたと語っている。特に後者については、人並みのサイズを誇る巨大なカエルやアニメ調のアートスタイルなど、随所にそのモチーフを感じ取ることができる。

トレイラーでは、いわゆる「変わり身の術」を思わせる瞬間移動によって敵の背後へ回り込むシーンも確認でき、『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム』や『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』シリーズといった3D対戦アクション作品の影響を想起させる。一方で本作はロックオンを廃したフリーエイム制を採用し、多対一の状況も想定されている点が特徴だ。既存のアニメ系対戦アクションとは異なる手触りの、スタイリッシュなシングルプレイ体験が描かれることになりそうである。

『BREKEKEKEX』はPC(Steam)向けに開発中だ。

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Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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