PCエンジン版『イース』『ドラスレ英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』シリーズ、現行機に移植へ。日本ファルコム往年の代表作が蘇る

エディアは9月3日、日本ファルコムの『イース』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』について、同社と全世界向け商品化ライセンス契約を締結したと発表した。

エディアは9月3日、日本ファルコムの『イース』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』について、同社と全世界向け商品化ライセンス契約を締結したと発表した。現行機に移植し、2026年度〜2027年度の発売を目指すとのこと。

ライセンス契約の対象となったタイトルは以下のとおりだ。いずれも日本ファルコムを代表するARPG、RPGシリーズである。

『イースI・II』(1989年12月21日発売 PCエンジンCD‐ROM²)
『イースIII』(1991年3月22日発売 PCエンジンCD‐ROM²)
『イースIV The Dawn of Ys』(1993年12月22日発売 PCエンジンCD‐ROM²)
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』(1991年10月25日PCエンジンCD‐ROM²)
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』(1992年12月23日PCエンジンCD‐ROM²)
『風の伝説ザナドゥ』(1994年2月18日PCエンジンCD‐ROM²)
『風の伝説ザナドゥII』(1995年6月30日PCエンジンCD‐ROM²)

エディアは、日本テレネット作品のIPを保有しており、これまでに『夢幻戦士ヴァリス』や『天使の詩』などさまざまなタイトルを現行機向けに移植し、また海外マーケット向けのライセンスアウトなどをおこなっている。同社はこうして培ったノウハウを活かし、今後は自社保有IPのみならず幅広いレトロゲームIPの商品化に向けた取り組みを加速していくという。その第1弾が、今回発表された日本ファルコムとの提携というわけだ。

契約各タイトルに関しては、2026年度〜2027年度の発売を目指して、現行機への移植開発に着手するとのこと。また単なる移植にとどまらず、多くのファンに楽しんでもらえるような商品になるよう、エディアが培ってきたレトロゲームの移植・商品化のノウハウを活かし、商品企画を進めていくそうだ。

これまでにリリースされた移植作品では、サウンドモードやビジュアルモード、巻き戻し機能の搭載、オリジナル版の説明書の収録、またRPG作品ではエンカウントON/OFF機能が導入されたものもある。そうした機能追加も期待できるかもしれない。詳細な商品ラインナップなどに関しては、決定次第随時発表される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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