基本プレイ無料アクションRPG『トライブナイン』「長期運営」を視野に入れた改善予告。今後は頻繁にアプデ、初期キャラの定期強化や「凸効果」ごと見直し検討
今後のアップデート計画が告知された。大型アップデートVer1.1.0においては新コンテンツのほか今後につながる仕様変更も告げられている。

アカツキゲームスは4月10日、『トライブナイン』の今後のアップデート計画を発表した。長期運営を見据えて、さまざまな改善を施していくことを予告している。
『トライブナイン』は、理不尽都市アクションゲームである。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、基本プレイ料金は無料。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるトゥーキョーゲームスが原案・音楽・キャラクターデザインを担当しており、アカツキゲームスが企画・開発・運営を担当。本作では、荒廃した世界の中で、各シティを牛耳る黒幕達を倒していく。ピクセルアートで彩られたフィールドを移動し、戦闘は3Dアクションが展開。パリィやジャスト回避を使いながら、強敵を打ち倒すのだ。
本日4月10日にディレクターレター #007が公開。今後のアップデート計画が告知された。大型アップデートVer1.1.0においては新コンテンツのほか今後につながる仕様変更も告げられている。
本作においては、2月下旬にリリースされて以来、大きな動きはなかった。しかし4月17日を皮切りに3か月に1度大型アップデートをしていくとのこと。4月17日に新シティやストーリーが追加されるほか、4月24日には新たなフラクタルヴァイスが登場。5~6月には新キャラやストーリーが追加され、あるいはゲームバランスアップデートがなされるとのこと。リリース以来音沙汰がなかったので今後を危ぶむ声もあったが、今後はかなりギアをあげるようである。
あわせて、さまざまな既存仕様のアップデートが告知されている。大きいのは素材集めコンテンツであるリフトの改善だろう。リフトは今後ブースターを3個までまとめて使うことができ、使った分報酬も増えるという。またミナトシティのマップも改善予定。マップ構造やつながりがわかりづらかったが、レーダーと全体マップ表示をリニューアルするとのこと。またバトル中シナジー効果やバフ・デバフの確認をしやすくなるそうだ。

さらにおもしろいのは、今後は定期的なバランス調整も予定されていること。採用率が低いキャラについては上方修正していくそうだ。ローンチ初期に実装されているキャラクターは長期運営にあたっては弱く感じられやすくなることから、現状の環境に合わせていくことも告知されている。さらに一部キャラの深化……いわゆる凸効果自体の見直しも検討するそうだ。ただデリケートな調整のためしっかり検討するとのこと。さっそく、次回の大型アプデではQや百一太郎、大井南が若干調整されるそうだ。

今回のディレクターレターでは、特に長期的に運営することを見据えての方針や調整が目立った印象である。実際に運営が続くかはアカツキゲームスのみぞ知るところであるが、今回のアップデート告知を見る限り、かなり未来を見据えて作られている印象だ。
『トライブナイン』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに配信中である。