国産運営アクションRPG『トライブナイン』大型アプデで「デイリー時短」「会話早送り機能」「一部難易度選択」導入へ。大規模改修はまだまだ止まらない

アカツキゲームスは3月11日、『トライブナイン』大型アップデートVer.1.0.10を発表。3月13日に配信すると発表した。新キャラである★3青山カズキ追加のほか、引き続き既存システムへの改修が行われる。
『トライブナイン』は、理不尽都市アクションゲームである。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、基本プレイ料金は無料。『ダンガンロンパ』シリーズを手がけた小高和剛氏率いるトゥーキョーゲームスが原案・音楽・キャラクターデザインを担当しており、アカツキゲームスが企画・開発・運営を担当する。荒廃した世界の中で、各シティを牛耳る黒幕達を倒していくのが本作のあらすじだ。2D上のフィールドを移動し、戦闘は3Dアクションが展開。パリィやジャスト回避を使いながら、強敵を打ち倒すのだ。
Ver.1.0.10では、すでにミナトシティで旅を共にしていた青山カズキが、新シンクロにて正式に実装される。★3キャラクターとして排出される見込み。一方で、既存の要素改修についてもテコ入れされている。特に大きいのは、デイリークエストが時短されることだろう。本作のデイリーについては、ハッピーワーカーにおもむき受注することが必須だった。しかしアップデート後はメニュー画面から受注できるという。納品依頼もメニューからできるようになるそうだ。これだけでかなりさくっとデイリーがこなせるようになるだろう。
またストーリーにおいても会話を早送りできるスキップボタンが実装される。またNINE(ゲーム内メッセンジャーアプリ)のメッセージを早送りできるスキップボタンも実装されるそうだ。早送りについては、ベータからの実装および撤回など紆余曲折あったものの、正式に機能となる見込み。
またリフトやボスといった、プレイヤーレベルにあわせて難易度が変わるコンテンツにおいては、戦う相手のレベルが選択可能になる。難易度が高ければ報酬も上がる見込み。またストーリーのバトルにおいて、再戦時に「難易度を下げて再挑戦」も追加される。あわせて、ゲーム内ではなにげにレアなレベル上げアイテムであるライフデータを、ボスがドロップするようになるとのこと。
そのほか、テンションカードにおけるテンション消費効果がほとんどのカードからなくなるなど、かなり大胆な調整が実施されている。『トライブナイン』は2月21日に配信開始されてから、大規模な改修が続けられてきた。ガチャ率のアップに、格下の戦闘の簡略化、戦闘テンポアップなど、思い切った改善を続けており、それらによってSteamでの評価も持ち直しつつある。Ver.1.0.10の内容を見るに、こうした改修の手を止めないということだろう。3月13日のアップデートを待っておこう。
『トライブナイン(TRIBE NINE)』はPC(Steam)/iOS/Android向けに配信中。