SCPサイコホラーアドベンチャー『家へ帰れ、アニー』PC版が本日リリース。財団の下級職員として複製されたアノマリーを調査し、隠された謎を解き明かす

施設の探索や収容されている異形の存在との交流を通じて、アニーが財団に隠された謎を解き明かしていくストーリーとなっている。本作オリジナルのアノマリーが登場するとのこと。

パブリッシャーのNordcurrent Labsは12月10日、『家へ帰れ、アニー(Go Home Annie)』をPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けにリリースした。日本語表示にも対応。またコンソール版は2025年に発売予定。

『家へ帰れ、アニー』は、3Dで繰り広げられる一人称視点のアドベンチャーだ。共同創作コミュニティサイト「SCP財団」を題材にしたサイコホラー作品となっている。プレイヤーは、財団の下級職員アニーとして、「複製部門(Replication Division)」にて人工的に複製された超常現象や異常存在(アノマリー)をテストする役目を負う。

本作は、施設の探索や収容されている異形の存在との交流を通じて、アニーが財団に隠された謎を解き明かしていくストーリーとなっている。たとえば、財団が複製部門で超常現象のレプリカを作成している理由や、アニーに繰り返しそのテストをさせる目的などが徐々に明らかになっていくようだ。また、SCP財団のサイトに登録されている既存の異常のほかにも、本作オリジナルのアノマリーが登場するとのこと。SCP財団の世界観に馴染みのあるプレイヤーにとっては「驚きの変更」も加えられているそうで、どのような異常が登場するのかや、物語の仕掛けに注目が集まるところだろう。

本作を手掛けるMisfit Villageは、クロアチア・ノヴスカに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。2015年から、PCやモバイル向けに多くのゲームを開発してきた。特に、ホラーゲームにはこだわりを持って取り組んでいるとのこと。本作は、SCP財団という共同創作物に対する、同スタジオからの再解釈のかたちとして提示される新作だ。同スタジオで本作のクリエイティブディレクターを務めるMladen Bošnjak氏も「想像力を存分に発揮して楽しんでほしい」と語っている。

『家へ帰れ、アニー(Go Home Annie)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに本日12月10日リリース。またコンソール版は2025年に発売予定。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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