Steam共依存ゲーム『IZON. 第1節 封厄ノ塔』、クラファンで目標を大きく上回る約3700万円を集め大成功を収める。勢いそのままに追加機能実装へ
C&R Creative Studiosは8月9日、『IZON. 第1節 封厄ノ塔』のCAMPFIREで実施していたクラウドファンディングが大きな成功を収めたことを報告した。初期目標1000万円を大きく上回る約3698万円を集めたようである。
『IZON. 第1節 封厄ノ塔』は、追体験重視の共依存アドベンチャーRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。造形作家Yoshi.氏が手がけ、累計販売数120万個を超える超人気カプセルトイ「紡ギ箱」の世界観をゲーム化したものだという。なお原作を知らずとも楽しめるとのこと。
本作は、世界を燃やし尽くした災厄の破壊兵器「虚人」が、創造の力をもつ異型の少女「智人」を守りながら異形たちの世界を進んでいくアドベンチャーゲームだという。破壊と創造、最強と最弱、対照的な存在が出会うことで、滅びの物語がゆるやかに紡がれていくそうだ。ゲームとしては虚人の肩の上に智人が乗り進行。アクション要素も盛り込まれており、虚人は両手を使い派手な攻撃で敵を蹴散らしていく。探索パートにおいては、智人が創造面をサポート。ギミックを動かし道を作るなどできるようである。破壊と創造の両方を駆使しながら道を切り拓いていくのだ。
本作においては、作家とゲーム会社がタッグを組んでゲームを制作。ディレクターであるYoshi.氏はゲーム会社でアーティストを務めており、退職後に造形家やキャラクターデザイナーとして活動し、「紡ギ箱」を展開。本作においても原作・ディレクターとして指揮をとる。またシナリオ・プランナーとして、かつてYoshi.氏と共にゲーム会社で働いていたいちみ氏が携わる。リードプランナーは、Unreal Engineの知識に長けSNSやYouTubeで情報を発信するヨウスコウ氏が担当している。
CAMPFIRE で実施されたクラウドファンディングは、Yoshi.氏の人気が牽引してか、6月14日にスタートし早々に初期目標を達成。その後935名の支援者により3698万8283円を集めた。大きな成功を収めたわけである。ストレッチゴール達成により新規要素実装も決定。フォトモードに、アーカイブ収集要素、キャラクター図鑑などが実装予定。キャラクター図鑑はでは、智人や虚人、敵的など度、第1節に登場するキャラクターたちを自由に眺められるそうだ。
また今回のゴール達成に際して、C&R Creative Studiosは開発スタッフを募っている。プランナーからエンジニア。モデラー、デザイナーなど多岐にわたる人材を募るようだである。9月12日にZoomにてオンライン説明をするとのことである。
『IZON. 第1節 封厄ノ塔』は、PC(Steam)向けに開発中だ。