ホラーゲーム『青鬼』追加要素ありSwitch/Steam版、売れ行き絶好調報告。Nintendo Switch版は早くも5万本突破か
LiTMUSおよび株式会社ゲームスタジオは7月26日、『青鬼』Nintendo Switch/PC(Steam)版を発売した。LiTMUSの担当者によると、同移植は好調な売れ行きを記録しているそうだ。
『青鬼』は、noprops氏が制作し2004年にPC向けのフリーゲームとして公開された、謎解き&ホラーアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、お化けが出るという噂のある、町外れにある無人の館だ。主人公のひろしを含めた4人は、興味本位で洋館へやってくる。しかし主人公は洋館内で、ブルーベリー色の巨人と遭遇。追いかけてくる青鬼を避けながら、洋館内を探索して脱出を目指そうとする。狭い空間での謎解きや青鬼との対峙が描かれる。
今回Nintendo Switch/Steam向けにリリースされたバージョンでは、まず原点となる『青鬼』本編の内容が収録されている。そして追加要素として倍速モードを導入。2倍速から15倍速まで、高速な『青鬼』がプレイ可能とされている。また本バージョンには、「青鬼 -藍編-」が収録される。装い新たに、Nintendo Switch/Steam向けに蘇ったというわけだ。
同作はリリースされて以来、Nintendo Switchのニンテンドーeショップの売上ランキングにて総合/ダウンロード専用共に首位を獲得し続けており、好調な売れ行きがうかがえる。LiTMUS担当者によると、実際にセールスは好調なようで、Nintendo Switch版は5万本をうかがう勢いだという。
LiTMUSといえばUUUMの子会社であり、インフルエンサーマーケティングにも強みがある。数々の有名実況者がNintendo Switch/Steam版をプレイし、その影響力が出ているのだろう。一方で、同作はあくまで移植+追加要素ありという位置づけである。そうした状態でもしっかり売れ行きを伸ばしていることを考えると、『青鬼』が幅広いユーザーから支持を得るIPになりつつあることがうかがいしれる。
『青鬼』Nintendo Switch/PC(Steam)版は、現在発売中だ。