任天堂が突如発表した『笑み男』、海外ではCERO D/CERO Z級のレーティングに。エグめの作品になりそう

任天堂は7月10日、『笑み男』なるタイトルのティザートレイラーおよびティザーサイトを公開した。海外ではCERO D/CERO Z級のレーティングに。

任天堂は7月10日、『笑み男』なるタイトルのティザートレイラーおよびティザーサイトを公開した。

公式SNSにて任天堂は、ティザートレイラーに添えて「#笑み男」というハッシュタグのみを投稿。映像冒頭に表示されるロゴから、Nintendo Switch向けゲームのものと思われるが、現時点で詳細は一切明かされていない。

『笑み男』のティザートレイラーの冒頭では、「この映像には、視聴者に不安を与える恐れのある表現が含まれます。内容の視聴にはご配慮をお願いします」と注意喚起。その後、薄暗い空間に佇むコートを着た人物が現れる。その人物は紙袋を頭に被っており、紙袋には笑顔の表情が描かれている。また、映像後半では別の笑った表情に変化。これ以外に情報は特になく、この映像が何を表しているのか、またどういうゲームであるのか謎に包まれている。

海外向けの発表では「#WhoIsEmio」というハッシュタグが使用されていることから、映像に登場する人物が「笑み男(えみお)」ということなのかもしれない。また、海外向けの映像にはレーティング表記が存在し、米国向けにはESRB: M(17歳以上対象)、欧州向けにはPEGI: 18(18歳以上対象)とされている。このことから、本作は日本でいうとCERO: D(17歳以上対象)あるいはCERO: Z(18歳以上対象)にレーティングされ得るゲーム内容になることがうかがえる。

また、オーストラリア向け映像に添えられたレーティングには、暴力表現(Violence)や残酷な表現(Cruelty)、家庭内暴力表現(Domestic abuse)、自殺表現(Suicide theme)といった内容が含まれるとの注意表記が存在。それなりに激しい描写が含まれることが示唆されている。

本作のティザーサイトは任天堂公式サイト上にて公開されているため、本作は任天堂が販売するタイトルであると考えられる。Nintendo Switch向けにおいて、任天堂から先述したようなレーティングの大人向けゲームがリリースされることは珍しい。本作は一体どういった作品であるのか、正式発表が待たれる。

笑み男』は、Nintendo Switch向けに開発中だ。

【UPDATE 2024/7/11 12:45】
海外向け映像でのレーティングについて追記

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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