オープンワールド夏休みゲーム『なつもん!』Steam版発表、6月27日配信へ。調整・追加要素たっぷりDLCとともにPC向けにも登場

スパイク・チュンソフトは6月19日、ほのぼの夏休みアドベンチャーゲーム『なつもん! 20世紀の夏休み』のPC(Steam)版を発表した。6月27日配信予定で、価格は6578円(税込)。

スパイク・チュンソフトは6月19日、ほのぼの夏休みアドベンチャーゲーム『なつもん! 20世紀の夏休み』のPC(Steam)版を発表した。6月27日配信予定で、価格は6578円(税込)。

本作は、『ぼくのなつやすみ』シリーズなどのクリエイターとして知られる綾部和氏が原作・脚本・ゲームデザインを手がけた作品だ。2023年7月にNintendo Switch版が先行して発売されており、このたびSteamでもリリースされることとなった。

*Nintendo Switch版のトレイラー


『なつもん! 20世紀の夏休み』は、10歳の少年サトルとなり、田舎町で夏休みを過ごすアドベンチャーゲームだ。サトルは、各地を巡るまぼろしサーカス団の団長の息子であり、団員全員で海と山に囲まれた自然豊かなよもぎ町に滞在。8月1日から8月31日までの31日間を、この町で自由に過ごすこととなる。

よもぎ町はオープンワールドとなっており、朝食を食べた後は、夕食の時間まで自由に過ごすことができる。魚釣りや昆虫採集をしたり、海を泳いだり山を登ったり、あるいは住民と交流したりイベントに参加したり。早寝早起きをすれば、神社の境内で毎朝おこわれているラジオ体操に参加することもできる。また、本作にはさまざまなクエストが用意され、冒険クエストを達成すると、サトルのスタミナがアップして行動範囲が広がっていく。


また、本作に向けてはDLC「ゆうやけの島とラジオ局」が配信。よもぎ町から見える洋上の「夕焼け島」が新エリアとして収録され、船に乗って行くことができるようになる。夕焼け島には、よもぎ町では見られないような昆虫や魚が生息しており、探偵事務所の子どもたちと一緒に島を冒険できる。

さらに同DLCを導入することで、サーカス団の一員であるトビヤマさんが、よもぎ町にやってくる。トビヤマさんは、町の住民である“DJ低気圧”と小さなラジオ局を営み、これに関連したイベントが発生するという。夕焼け島にはラジオ局の送信アンテナがあり、これを綺麗にして町でのラジオの受信状態を改善させるようなイベントも存在するようだ。


DLC「ゆうやけの島とラジオ局」は、Nintendo Switch版向けには6月18日に配信開始されており、これにあわせて本作の無料アップデートも実施された。新シナリオ・クエストが追加され、これまでフォーカスされなかったキャラクターに関するエピソード追加。新規の昆虫や魚の実装・配置調整などもおこなわれている。さらに、住民が増えよもぎ町が賑やかになったほか、“あやしい連中”も登場。また、イベントを進めるとDJ低気圧によるラジオ放送が開始される。

『なつもん! 20世紀の夏休み』は、Nintendo Switch向けに発売中。そしてPC(Steam)版は、DLC「ゆうやけの島とラジオ局」と共に6月27日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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