絶望の100日ゲーム『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』はSwitch/Steamで発売へ。『ダンガンロンパ』開発者とメディア・ビジョンがADVパート&SRPGパート型ゲームを開発

 

アニプレックスは6月19日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の情報を公開した。同作はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに2025年初頭に発売予定。開発会社としてはメディア・ビジョンが名を連ねている。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は、『ダンガンロンパ』を手がけた小高和剛氏や『AIソムニウムファイル』を手がけた打越鋼太郎氏らのチームが手がける新作。ジャンルは “極限”と“絶望”のADVとのこと。舞台となるのは荒廃した世界。「最終防衛学園」を狙う謎の存在「侵校生」に対して、主人公・澄野拓海たちは与えられた力「我駆力」を駆使して立ち向かっていく。謎の多い「最終防衛学園」を拠点としつつ、100日の学園生活を過ごす。

同作は昨晩公開されたNintendo Directでお披露目。今回、さらなる情報が公開されている。昨晩公開された映像よりもちょっとエグめのティザーPVも公開。パートとしては仲間と絆を深めながら学園に潜む謎に迫るアドベンチャーパートと、迫りくる「侵校生」から学園を防衛するSRPGパートが存在するようである。


携わるスタッフとしては以下のとおり:

ディレクション&シナリオ:小高和剛(代表作:「ダンガンロンパ」シリーズ、「超探偵事件簿レインコード」など)
ディレクション&シナリオ:打越鋼太郎(代表作:「極限脱出」シリーズ、「Ever17」「AIソムニウムファイル」シリーズなど)
キャラクターデザイン:小松崎類(代表作:「ダンガンロンパ」シリーズ、「超探偵事件簿レインコード」など)
クリーチャーデザイン:しまどりる(代表作:「Fate/Grand Order」「ケイオスドラゴン」など)
音楽:高田雅史(代表作:「ダンガンロンパ」シリーズ、「No More Heroes」「超探偵事件簿レインコード」など)

企画はトゥーキョーゲームスが担当する一方で、開発はメディア・ビジョンが担当するようだ。メディア・ビジョンといえば、『ワイルドアームズ』シリーズなどを手がけてきた老舗ゲームスタジオ。映像表現に強みをもっており、最近は『戦場のヴァルキュリア4』や『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』『メギド72』などの開発に参加。そして現在は『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の開発を担っているようだ。小高和剛氏は「開発のメディアビジョンさんと力を合わせながら、ここまできました。ウチの全資金をぶっこんだ、ある意味、壮大なインディー作品とも言えるかも」とコメントしている。


まだまだ謎が多い同作であるが、LINEスタンプ発売などもスタートしており、いろいろと情報公開も進められていきそうだ。『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2025年初頭発売予定だ。