『怪獣8号 THE GAME(仮称)』Steam/スマホ向けに発表。人気アニメ・漫画「怪獣8号」初のゲーム化プロジェクト始動

 

アカツキゲームスは6月16日、『怪獣8号 THE GAME(仮称)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、配信時期は未定。基本無料(アイテム課金制)にて提供予定とのこと。

本作は、アニメ「怪獣8号」をもとにした初のゲーム化作品だ。アニメ版の制作をおこなっているプロダクション・アイジーとの共同プロジェクトとなり、アカツキゲームスは本作の企画・制作・開発・運営を担当する。


『怪獣8号 THE GAME(仮称)』は、少年ジャンプ+にて連載中の松本直也氏の漫画「怪獣8号」を原作としたアニメ版をもとに開発されるゲームだ。「怪獣8号」は、日常的に怪獣が人々を脅かす世界を舞台にする作品。主人公のカフカは、日本防衛隊によって討伐された怪獣を解体処理する専門清掃業者として働くなかで、謎の小型怪獣に襲われたことで怪獣に変身する力を獲得。彼は「怪獣8号」と呼ばれることとなるも、かつての夢であった防衛隊員になることをふたたび目指す。

今回発表されたゲーム版について、そのゲームプレイの詳細についてはまだ明らかにされていない。公開されたプロモーション映像では、破壊された都市にて、怪獣8号に変身したカフカが強大な怪獣に立ち向かう様子が描かれているほか、亜白ミナや市川レノ、四ノ宮キコル、保科宗四郎といった、ほかの防衛隊所属キャラクターの姿も確認できる。また、映像が公開されたYouTubeの概要欄では、「巨獣を弩級でブチ抜く体験を、お届けいたします」と案内されており、原作で見られるような大迫力バトルがゲームでも展開されるものと期待される。


本作の企画・制作・開発・運営を担当するアカツキゲームスは、『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』や『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』『ロマンシング サガ リ・ユニバース』『TRIBE NINE』など手がけていることで知られるデベロッパーだ。同社は今年2月に公開した経営方針にて、3D×マルチデバイス×多言語を見据えた次世代運営ゲーム群への投資を掲げており、その中で提示されていた「新作Y」が本作『怪獣8号 THE GAME(仮称)』にあたるとのこと。今回の発表では「ゲーム化プロジェクト始動」とアナウンスされており、アカツキゲームスは本作に携わる開発者の採用を、特設サイトにて開始している。

怪獣8号 THE GAME(仮称)』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに無料(アイテム課金制)にて配信予定。リリース時期は未定だ。