ステージ破壊FPS『THE FINALS』シーズン3開幕。“二刀流カタナ”の新武器や京都モチーフの新アリーナなど和風要素いろいろ登場、テキストチャット機能も実装で連携しやすく

ネクソンは6月13日、チームシューター『THE FINALS』のシーズン3を開始したと発表した。京都をモチーフにした新アリーナや和風の新武器などが実装されている。

ネクソンは6月13日、チームシューター『THE FINALS』のシーズン3を開始したと発表した。本作は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中。

本作は、ネクソン傘下のEmbark Studiosが手がけるチーム対戦FPS。プレイヤーは、バーチャル世界のアリーナで繰り広げられる戦闘ゲームショーの出場者となり、さまざまなゲームモードでの対戦を楽しめる。マップとなるアリーナには、実在のロケーションをモチーフにした環境も用意され、建物を丸ごと吹っ飛ばすなどできる本格的な環境破壊要素が特徴のひとつだ。


『THE FINALS』のシーズン3では、まず16世紀の京都をモチーフにした新アリーナ「KYOTO 1568」が登場。寺院や仏塔、庭園、竹林などが配置されており、たとえば障子や襖越しに攻撃したり、忍者のように縁の下を密かに移動したりなど、このアリーナならではの特徴を活かした戦術が可能だという。

また、戦国時代の日本の武器にインスパイアされた新武器が、全ビルドに追加。ライトには「リカーブボウ(弓)」、ミドルには「双刀」、ヘヴィには「スピア(槍)」が用意されている。さらに、ライト用の新ガジェットとして、遠距離から壁や障害物を突破できる「サーマル掘削弾」、ヘヴィ用の新専門スキルとして、敵やオブジェクトを一瞬で引き寄せられる「ウィンチクロー」も追加されている。

 


ランクトーナメントのゲームモードには、従来の「キャッシュアウト」に替わり、5対5の「ターミナルアタック」が採用されている。ターミナルアタックは、2つのチームが攻撃側と防衛側に分かれ、攻守を入れ替えながら最大7ラウンドで対戦するモードだ。蘇生・回復不可の1ラウンド1ライフ制となり、ガジェットの使用回数も制限。攻撃側は、制限時間内に暗号解除キーを2つのターミナルのいずれかに挿入して、送金を完了すると勝利となり、一方の防衛側はターミナルを最後まで守りきり、送金を防ぐことを目指す。

また、新たなイベントシリーズとして「ワールドツアー」が登場。ワールドツアーでは、一定期間ごとに異なるルールやロードアウト、マップなどを採用したイベントが開催される。そして、ワールドツアーで勝利を重ねると勝利ポイントが溜まり、ブロンズ~ゴールドまでのワールドツアー・バッジと報酬を獲得可能だ。通算成績に応じたリーダーボードや、XPが獲得できる専用の契約も用意されている。

 


バトルパスに関しても、シーズン3開始に合わせてリニューアル。26個の無料報酬を含む全96個の報酬と、累計1575 Multibucks(ゲーム内通貨)が用意されている。報酬には、侍や忍者、浪人のコスチューム、和風のスキンなどのアイテムが提供されるとのこと。このほか、新たにテキストチャット機能が実装。現時点では、チームチャットのみ利用可能とのことである。

『THE FINALS』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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