終末世界オープンワールドサバイバル『Once Human』Steam体験版、さっそく大盛況スタート。マルチ対応、異常存在だらけの文明崩壊世界を生き抜く

デベロッパーのStarry Studioは6月11日、オープンワールドサバイバルゲーム『Once Human』の体験版をPC(Steam)にて配信開始した。さっそく非常に多くのプレイヤーで賑わっている。

デベロッパーのStarry Studioは6月11日、オープンワールドサバイバルゲーム『Once Human』の体験版をPC(Steam)にて配信開始した。さっそく非常に多くのプレイヤーで賑わっている。

Steamでは本日6月11日より、今後発売予定の新作の体験版が一斉配信されるイベント「Steam Nextフェス」が開始されており、本作もこれに参加したかたち。本作の体験版は、6月18日2時までの期間限定で配信されている。

『Once Human』は、文明崩壊後の終末世界を舞台にしたオンラインマルチプレイ・オープンワールドサバイバルゲームだ。本作の世界は、人類が建造した巨大モノリスを通じ異次元からもたらされた物質スターダストによってあらゆるものが侵食された異常な状況にあり、プレイヤーはスターダストの力を扱うことのできる新人類となってサバイバルをおこなう。

オープンワールドのマップには、霧の沼地や荒涼とした砂漠、凍りついた雪国などさまざまな地域が存在し、スターダストの影響により土も水も汚染されている。汚染された食べ物や水を口にすると、正気度や最大HPが減ってしまうという。またスターダストの影響は生物にも広がり、かつて人間だったモンスターが徘徊。さらに、敵対する生存者の勢力も存在する。プレイヤーは、仲間と共に資源を集めて領地に拠点を構築したり、設計図を入手して武器を作成したりしながら、スターダストをめぐる真実を探ることとなる。

なお、本作はリリース後も長期的に運営される計画となっており、現時点ではPvEに焦点を当てた大型世界ボスシナリオや、無制限に戦い略奪するPvPシナリオ、資源が極めて乏しいサバイバルチャレンジシナリオなどの提供が告知されている。

 

今回Steam Nextフェスの開幕にあわせて、本作のゲーム序盤をプレイできる体験版が配信開始。これまでクローズドベータテストは実施されてきたが、初めて誰もが本作を体験できることとなった。すると、さっそく多くのプレイヤーが集まり、本稿執筆時点でデイリーアクティブユーザー数がSteam Nextフェス参加タイトルの中で1位を獲得。同時接続プレイヤー数を確認してみると、これまでのピーク時に約1万7000人に達しており、デイリーアクティブユーザー数2位のオープンワールドレースゲーム『Test Drive Unlimited Solar Crown』体験版の約2400人を大きく上回った(SteamDB)。

本作は6月7日時点で、Steamのウィッシュリストランキングで10位にランクインしていたうえ、ウィッシュリスト追加数で2位となる急激な伸びをみせていた。また開発元は、Summer Game Fest 2024で本作の発売日を発表するトレイラーを公開しており、美麗に描かれた超自然的な終末世界のビジュアルが注目を集めていたようだ。そうした本作への期待の高さが、今回体験版のプレイヤー数としても現れた格好だろう。

なお、本作の体験版を6月12日2時までにログインして3時間プレイすると、製品版に引き継ぐことができる限定車両スキン「FIZZY POP」がプレゼントされるキャンペーンが実施されている。また国内公式Xアカウントを通じては、体験版のゲーム画面を撮影しXに投稿して参加できる、Amazonギフトカードが当たるイベントも実施中だ。

『Once Human』の体験版は、PC(Steam)向けに6月18日2時までの期間限定で配信中。そして製品版は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに7月10日配信予定だ。またiOS/Android版も今後リリースされる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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