『アサシン クリード シャドウズ』侍プレイ&忍者プレイの本格ゲームプレイ映像お披露目。弥助として豪快にバトルするのもアサシン奈緒江として忍び込むのも自由

 

Ubisoftは6月11日、『アサシン クリード シャドウズ』のゲームプレイウォークスルー映像を公開した。本作はPC(Ubisoft Store/Epic Gamesストア/Mac App Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに11月15日発売予定。

本作は、『アサシン クリード』シリーズ最新作。舞台となるのは、安土桃山時代の日本だ。天下統一に向けた戦乱の時代であり、新たな勢力の出現や、陰謀をめぐらす異国人たちの存在が、この地を脅かすことになる。主人公である、伊賀出身の忍かつアサシンである奈緒江と、アフリカ出身の侍である弥助は、互いに相通ずる使命を見出し、新たな時代を目前にした大いなる戦いの行方に深く関わっていくという。


今回公開された約13分におよぶゲームプレイウォークスルー映像では、弥助による福知山の探索や戦闘、そして奈緒江のステルスプレイや脱出シーンが紹介されている。まず弥助パートでは、福知山の農村を訪れてクエストを請け負っている。この村の人々は年貢の取り立てに苦しんでおり、村の老婆から悪党の役人を成敗するよう頼まれ、弥助はそれを引き受ける。

村を探索し、ターゲットとなる藤岡という名の人物を探す道中では、手下の侍との戦闘が発生。弥助は金砕棒を武器とし、重い攻撃を繰り出すほか、光るエフェクトにより敵の予備動作を見極めて斬撃を弾いている。また、敵の鎧を破壊したり、ゲージを消費して強力な技を繰り出したりといったシーンも確認できる。そのゲージは、敵に攻撃を当てることで溜めることができるようだ。その後弥助は、武器を刀に持ち替えて藤岡と対峙。間合いを取りつつ、機を見て一気に斬り込む戦闘が展開されている。

 


藤岡を倒した弥助は、駆けつけた奈緒江と合流。福知山城の城主が民を苦しめている親玉であるとし、マップ画面にて周囲をスキャンして、目的地のおおよその場所を明らかにしている。未探索地域は、マップ内では霧がかかったように表示されるようだ。また、クエストの続きを弥助のままプレイするのか、奈緒江にバトンタッチするのかを選択している。ここでは奈緒江を選択し、ステルスで忍び込むこととなった。

奈緒江は、屋根を伝ったり草むらに身を隠したり、また明かりを消したりしながら、闇に紛れて城に侵入。グラップグリングフックのような装備を使って高所に飛び移ったり、天井に張り付いたりと、多彩なアクションが確認できる。また、壁越しに周囲の敵の位置を確認できる能力ももっているようだ。そして城主を発見すると、側にある池を泳いで接近し一気に暗殺。集まってきた手下を鎖鎌で牽制したのち、戦いを避けるようにして城から脱出している。


今回の映像では、城に侵入するパートを奈緒江でプレイしていたが、弥助でもプレイ可能であるようだ。その場合は、奈緒江での忍者らしいステルスプレイから一転し、敵と正面から戦いながら進んでいくなど、異なるプレイスタイルになるのだろう。

また、この場面では夜間に行動しており、雨も降っていた。本作では動的な天候システムが導入され、雨が降っていると物音がかき消され、敵に発見されにくくなるという。本作では、このほかに季節の変化も表現。今回の映像の時期は春であり、伸びた茂みに隠れたり池に潜れたりできたが、冬になると茂みの葉がなくなり、池も凍ってしまうとのこと。さらに、雪が降ると足跡が残って敵に警戒されやすくなるそうだ(Official Ubisoft News)。

アサシン クリード シャドウズ』は、PC(Ubisoft Store/Epic Gamesストア/Mac App Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに11月15日発売予定だ。