ローグライク武術アクション『Tenjutsu』発表。『Dead Cells』開発者による、裏切り者のヤクザとなり街の犯罪組織を壊滅させる新作
Devolver Digitalは6月8日、Deepnight Gamesが手がけるローグライク武術アクションゲーム『Tenjutsu』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
本作は、『Dead Cells』の開発元Motion Twinの設立者であり、同作のゲームデザインを担当したSébastien Benard氏による新作だ。ちなみにストアページによると、本作のタイトルは「天術」という言葉のようだ。
『Tenjutsu』は、裏切り者のヤクザを主人公とするローグライク武術アクションゲームだ。舞台となる街Secret Garden Cityは、4つの犯罪シンジケートに牛耳られさながら煉獄と化しており、主人公はこの街の人々と自分自身の過去を清算するために、かつての仲間に刃向かうことを決意する。
主人公は格闘術と武器術を得意とし、残虐かつ流れるような近接戦闘ゲームプレイが特徴だという。ステージでは俯瞰視点のドット絵ビジュアルが採用され、敵のヤクザたちが襲い来るなか、その打撃や銃撃を巧みにかわしながら、格闘術とさまざまな武器によってぶちのめしていく。
公開されたトレイラーなどから察するに、エリア内の敵を殲滅すると、ランダムに複数提示された中から報酬を獲得できるようだ。報酬の内容としては、棒術用の近接武器や、遠距離武器の手裏剣などがあり、それぞれレア度が設定されていることも確認できる。そうした武器やアップグレードを獲得しながら、さらにステージを進んでいくことになるのだろう。
街の各地区に存在する4つある犯罪シンジケートにはそれぞれ個性があり、どれから襲撃するかはプレイヤーの自由だ。ただ、後回しにしたシンジケートには戦力を増強する時間を与えることになるという。そのため、それぞれのシンジケートの戦力と自分のプレイスタイルを考慮して、最適な道を選択することが大事だそうだ。
そして犯罪シンジケートを壊滅させると、その地区に店やレストランが戻ってきて、集めた資源を使ったり、隠れたショートカットを使ったりできるようになるという。街の再建は、新しい武器や技、探索エリアのアンロックに結びついた要素となっており、プレイスタイルにあわせて街を形作っていくことになる。
『Tenjutsu』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。